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120***BTS ページ23

ジヒョンがいたのと同じ病院にAを担ぎ込むBTSたち。








ERに駆け込みながらマネージャーがNAKEDのマネージャーに電話を掛けていた。






バタバタと医療従事者たちも速足で動き、カーテンで仕切った中にAを囲い込んで男たちを排除した。





NS「皆さんはこちらでお待ちになって下さい。事務所の方からお話は伺っておりますのでご安心を」




SMがすでに手配を済ませていたようで別室に案内される。




マネージャーだけが呼ばれて部屋を出て行った。







SK「いくらなんでも動転するよな。交通事故なんてさ」






やっと自分も落ち着いたように深く息を吐いてJINが呟いた。






HS「ジミンが気付いてよかったよ。そうじゃなかったら全部終わるまであのままだったかも」






自分で言って身震いするJ-HOPE。






JG「ジヒョンさんの物に囲まれて・・・1人でどんな思いでいたんだろA」





ジョングクの震えた声にSUGAがきつく抱き寄せる。





YG「今は一人じゃないから大丈夫。だろ?」






JG「・・・うん」






NJ「ダヒさんに電話した方が・・・あー・・詳細がわからないからマネージャーさん通した方がいいかな・・・」






独り言ちるRM。






ジミンとVは黙り込んだままだった。






YG「心配すんな」





SUGAが二人に声を掛ける。






返事はなかった。



















詳細を知らされないまま別室で待機していたBTSの所にNAKEDのマネージャーがやって来たのは数時間後の事だった。





何人かは寄り添い合ってウトウトとしていた。





NAKEDMG「ご迷惑をお掛けして本当にすみません」




DH「申し訳ありません」





ダヒも付いて来ていて8人に深々と頭を下げた。





BTSMG「やめて下さい。AもNAKEDさんもうちのと仲良くして下さってますし、こういう時はお互い様ですよ。うちのも心配でいられなかっただけですし」




NAKEDMG「本当にご迷惑ばかりお掛けしてなんと御礼を申し上げたらいいのか・・・。ありがとうございます」




NJ「Aの様子はどうですか?」




DH「酷いストレスと足の痛みも重なってパニック発作を起こしたみたいです。
 目が覚めたら連れて帰っていいと言われたので、もう大丈夫です。見つけて下さって、本当にありがとうござ・・」






儚げな笑顔が崩れてダヒは泣き出した。






RMがそっとダヒを抱き締める。






NJ「ただでさえ大変な時ですから・・・無理しないで下さい」

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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