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マネージャーは床に尻もちをついたがそのまま立ち上がれなかった。






 「もうわかったからさ!ひっかかったよ!これなんかの番組でしょ!?
 もうこんな気持ち悪いところに居たくない!帰るよオンニ!いい加減起きなよ!!!」





Aは青白い顔で横たわるジヒョンの腕を掴んだ。





引っ張って体を引き起こそうとしてその瞬間、おかしな手応えにぱっと手を離して後ずさりした。






 「なにこれ・・・」





白い布がおかしな形に歪んでいた。





 「いまのなに・・・・オンニ?」





眠っているだけに見えるジヒョンの顔に血の気はない。





 「起きてよ・・オンニ・・・」





胸も腹部も、呼吸による動きは一切ない。







 「もうここやだ・・・やだから起きて・・・帰ろうよオンニ」






笑顔が消えたジヒョンの顔は動かない。






 「目を開けてよオンニ!!!!怖いんだってば!!!私ここ嫌いなの!!!帰ろうよ!!!」







ジョンインが黙ったままAを抱きすくめた。






 「こんなの嘘だ!!!!」





JI「わかったから」





 「こんなのオンニじゃない!!!!!」






JI「もういいA」






 「こんなの嘘だぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」






セフンとチャニョルが尻もちをついたままのマネージャーを引き起こして霊安室を後にする。





ジョンインもAをつれてそこを出た。





























DH「迷惑かけたね、ごめん」



CY「気にしなくていいよヌナ」




NAKEDの宿舎の玄関で真っ赤な目をしたダヒが無理矢理笑顔を作ってチャニョル達に挨拶をした。




DH「A、おかえり」





 「・・・」





ジョンインが支えて立っているAは俯いたまま何も言わない。





DH「歩けるなら部屋に行きなさい」





 「・・・」





ジョンインの手を離れて壁伝いにヨタヨタと歩きながら、Aは二階へ上がって行った。





SE「俺たちこのまま一緒に居ようか?」




セフンが申し出た。





DH「二人とも寝間着姿のままじゃない。ありがとう、うちのマンネの我儘に付き合ってくれて・・。
 私達は大丈夫だから。何かあったらお願いするね」




そう言って3人を帰すダヒ。






そのまま玄関の内側で蹲った。





リビングでは放心状態のメンバーが転がっていた。



















部屋に戻ったAはドアの内側で立ち尽くしていた。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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