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DH「事務所から・・・連絡・・・マネージャーが・・こっちに向かってる・・・」





ダヒはテレビ画面を見つめたまま途切れ途切れに言った。






 「ねぇ・・・・なにこれ・・・」






Aは姉たちの泣き声が耳障りで苛立っていた。







DH「ジヒョンが・・・事故・・」






Aはリモコンを投げ捨てた。






 「なにこれって聞いてんの!!!!誰がこんな手の込んだ悪戯!!!」






姉の誰もAの問いに答える者はいなかった。






 「・・・信じないから!!!こんなの私信じない!!!!!」







Aはそのまま宿舎を飛び出した。









風呂上りで髪を乾かしただけの状態で、裸足にパジャマ。









そんな恰好で一度も止まらずに走って行った。









まだ早朝ということもあってほとんど人とは出会わなかったが、新聞配達や牛乳配達の人間と何度かぶつかりそうになって転びかけながら走り続けた。









足の裏が傷だらけになっても痛みは感じなかった。








ただがむしゃらに走り続けてたどり着いたそこは








 ドンドンドン!!!







ドアを直接叩いて中の人間を叩き起こそうとするA。







 ドンドンドン!!!!







 「開けて!!!!!!開けてソンベ!!!!!」







 ドンドンドン!!!!!!









けたたましくドアを叩かれて住人がやっと出て来た。






KS「ちょっと、なんだよこんな時間に・・・ってお前なんて格好で」






 「どいてソンベ!!!」






出て来たギョンスを押しのけてEXOの宿舎に飛び込むA。






XM「なんだAか?朝っぱらからなん・・パジャマで来たのか?お前」






玄関が見える場所まで降りて来たミンソクが眠そうに目を擦ってAの有様を見ると驚いた声を上げる。






 「ヨリソンベ!車出して!!!今すぐ!」





XM「落ち着けよ、どうしたんだお前」





階下まで降りて来るミンソクとチャニョルの部屋に駆け上がろうとするAがすれ違う。





Aの足跡を見つけたミンソクが急いで振り返る。






XM「血が出てるぞ足!裸足で来たのかお前!!」






JD「どうしたの〜・・なに騒いでるの?ってうわ!A?!」






部屋から出て来たジョンデがAとぶつかりそうになって抱き留める。






 「どいてよソンベ!!ヨリソンべ!!車出して!!!お願い!!!」






喚くA。

 

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年4月8日 17時

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