108***BTS ページ11
BTSの宿舎のドアチャイムが鳴った。
もう一度チャイムが鳴る。
さらにもう一度。
続いてドアを直接叩く音が響いた。
中から何も音がしない。
音が止んで静寂が戻る。
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鍵を開ける音がした。
BTSMG「エドラ〜！なにやってんだまだ寝てるの、うお！？」
宿舎の鍵を開けて入って来たBTSのマネージャーが二階に向かって叫びながらふとリビングに視線を向け声を上げた。
BTSMG「どこで寝てんだ皆して！起きろエドラ！風邪引いてたらぶっころ、うお！！」
屍累々を掻き分けて一人一人頭を叩いていく中髪の長い頭を見つけてもう一度声を上げる。
BTSMG「よそんちの子雑魚寝に入れるやつがあるかー！！！！全員起きろ！！！」
マネージャーの大声に最初に起き出したのはRM。
NJ「マネヒョン、おはよ・・・どうしたの？」
BTSMG「どうしたのじゃない！Aまで床に寝かせてなにやってんだよ！」
SK「風邪引かない様に・・・したよ、ふあ。おはよマネヒョン」
JINが伸びをしながら答える。
BTSMG「そういう問題じゃねえだろ！よそんちの女の子をお前らと来たら！」
YG「女扱いしてたらうちに預けないだろ・・・あ〜肩いてぇ」
SUGAが肩を揉みながら首を回す。
NAKEDMG「すみません、うちのがご迷惑を。A、起きろ！どこで寝てるんだお前は！」
BTSのマネージャーの後ろに控えていたNAKEDのマネージャーが頭しか見えていないAに声を掛ける。
HS「ふあ。おはようございます。昨日俺たちのこと熱心に見学してたからAも疲れてたんだと思いまふ。すみましぇん」
ぺこりと頭を下げるJ-HOPEもまだ目が開ききっていない。
JM「ん・・・なに、もう時間？・・・全然寝てないよぉ」
もぞもぞと布団の中から起き出したジミンが体を起こすとそれがめくれてAが現れる。
NAKEDMG「お前はまたジミンの隣で！起きろばか！」
「ん〜・・・・・・」
BTSMG「グク！テヒョン！起きろ！！お前らは順番に支度！」
NAKEDMG「A！いい加減起きろって！帰るぞこのばか！」
残る三人が起きない。
ヒョン組はのそのそと動き出した。ジミンはAの隣に座ったまま。
NAKEDMG「まじで起きろってA！」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年4月8日 17時
