Wild Flower2

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SMTOWNLIVE in Japan を目前に準備に勤しむNAKEDたちに突然の知らせが届いた。







MG「今回の日本公演にAは連れて行かない」







　「あ？」







宿舎のリビングでマネージャーからそう報告を受けたAは低い声を出した。







　「ふざけないでよ。ソウルやり遂げたのになんで置いてかれなきゃなんないの」







酷く不機嫌な声でAが言った。






DH「あんたはまたそんな口きいて。それは代表決定なんですか？」






ダヒがAを小突きながらマネージャーに聞く。





MG「そうだ。犯人が捕まってない以上海外公演でまで何かあったら事態の収拾が複雑になるかもしれない。腕も治ってないし、なにより保護者からの許可が下りなかった」






　「保護者からの許可？・・・今更どういうつもり？なんで保護者の許可なんか取りに行ったの。自分の責任は自分で取るって言ってるじゃん」







MG「そういう訳にはいかないんだよ。未成年だし負傷したし親御さんが心配するのも当然だ」







　「心配なんかしてないよ。私が日本に行く事を阻止したいだけ・・・。むかつく。行くからね私」






Aはそっぽを向いた。







MG「行かせないって言っただろ。お前の分だけパスポート申請してないしどっちにしろ無理だからな。大人しく宿舎に閉じこもってろ」






　「なにそれ！！しかも宿舎に閉じこもってろ！？なんで私がそんなこと！」






MG「俺はダヒ達に付いて日本に行くからお前の面倒を見る人間がいないんだよ。どこに犯人がいるかわからないんだから1人でふらふら外に出るなよ当たり前だろ」






　「だったら逆に連れて行ってくれた方がいいじゃん！1人にならないもん！」






MG「だから無理だっつの。代表の許可が下りないから」






　「日本に行けないのに家でじっとしてろとかどんな罰なの！？私が悪いの！？
　絶対出掛けるってか宿舎になんか帰ってこないからね！」





珍しく熱くなるA。





MG「EXOもSHINeeもスジュだって日本に行くからどこにも行く当てないぞ」






　「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！」






Aが答えに詰まって怒りに顔を歪める。







JH「怪我だってまだ治ってないんだし家でのんびり体休めてなよ。ね？」







ジヒョンがそっと両腕を撫でて落ち着かせようとする。






DH「そうよ。みんなあんたの事心配して良かれと思って」






　「余計なお世話！！私は日本に行きたいの！！」

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