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Aの冷たい声が響いた。
SO「手紙読んでくれてないのか?俺の気持ちをたくさん込めたのに」
「処分させたから受け取ってない。目障りだからさっさといなくなってくれない?
ご存じのとおり、私達全員、芸能人で忙しいの。一般人に構ってる暇ないんだよね」
SO「そんな言い方しなくてもいいだろ。俺は謝りたい一心で・・」
「謝る?何を?私と付き合ってたのにTWICEの候補生だったハユンに乗り換えて捨てた事?
隠れて他の部員に手を出してやりたい放題してた事?それともデビューした私に今更手を出したい事?」
Aの言い分でほぼすべてを理解するチャニョルと嫌悪の眼差しを向けるベッキョンとジョンデ。
ソクホは3人の目とAの言葉にワナワナと震えはじめた。
「クズはクズらしくクズと付き合っててよ。ハユンは元気?
JYPに入ったって話も聞こえてこないしあんたの嫁くらいには収まった?」
SO「いい加減にしろよ!」
突然大きな声を出したソクホがあろうことかAの頬を叩いた。
JD「A!!」
驚いたジョンデが叫ぶ。
チャニョルが無言のままソクホに近づいた。
が、
SO「ぎゃっ!」
Aが股間を蹴って報復した。
「そっちが先に手を出したんだからね。芸能人の顔に傷つけたんだからこのくらい覚悟してましたよねクォンさん」
SO「お・・まえ・・・」
「あんたの言う通り、私は強いから1人で平気だしあんたみたいなクズとっくの昔に忘れたの。
この家にももう帰ってくるつもりはないからうろちょろしたって無駄。
次に見かけたら蹴りじゃなくて潰すから」
ソクホに背中を向けたA。
ベッキョンが駆け寄って叩かれた頬の状態を確認する。
ソクホがゆらりと立ち上がってAに歩み寄ろうとしてチャニョルがそれを遮った。
SO「チャニョル・・・」
CY「あんたまだ懲りてないのか・・・俺の可愛い後輩にこれ以上手出すようなら、覚悟しろよ。
代表はあんたを許した訳じゃないってこと忘れてんなら、俺が思い出させてやるよ」
SO「っ・・・・」
ソクホが後ずさる。
JD「大丈夫?A、ほら乗って」
ベッキョンとジョンデに守られるようにしてAは車に乗り込んだ。
ソクホを睨んだままチャニョルも車に乗り込んで発進させる。
清潭洞の家はあっという間に遠くなった。
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〜NAE〜(プロフ) - マイさん» ありがとうございます(´;ω;`)ブワッ いま書いている部分がなかなかうまくまとまらなくて更新滞っていて申し訳ありませんT^T コメントありがとうございますっ頑張ります!!! (2018年3月31日 6時) (レス) id: b1ae71ac5c (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 続きが読みたいです!楽しみにしてます! (2018年3月31日 0時) (レス) id: 462242a30f (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - 名無し24407号さん» なんというありがたいお言葉T^T 本当にありがとうございます!ご期待に応えられますよう頑張ります><。 コメントありがとうございますっっめちゃくちゃ励みになりますT^T (2018年3月23日 13時) (レス) id: 4cc4eb82da (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - どハマり!続きが気になって仕方ないてます!更新お願いします!待ってます!! (2018年3月23日 11時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
〜NAE〜(プロフ) - nagisaさん» nagisa様こんにちは!とっっっっっっても嬉しいお言葉ありがとうございますT^T これからもがんばりますのでよろしくお願い致します><。 コメントありがとうございました♪ (2018年3月22日 14時) (レス) id: f67a508fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月21日 0時