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先輩3人が声高く笑いながら、Aを引きずって宿舎へと帰って行った。
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先生「そこはそうじゃないんだよ」
NAKEDの練習中にダンスの先生が Aに注意をした。
「すみません」
TY「何回同じミスしてんのようっとうしい」
双子の片割れ、テヤンがぼそっと嫌味を言った。
「・・・ごめんって言ってんじゃん」
TY「は?誰に向かって口聞いてんのよ。ちゃんと頭下げて謝りなさいよ」
また口喧嘩が始まった。
先生「やめなさい二人とも」
「陰口なら陰で言えっつってんの。あんたほんとに性格悪いね」
TY「あんたは要領悪い癖に謝りもしないとかどんだけ?これだから日本人は嫌なのよ。お父さんが亡くなった時に送り返されれば良かったのに」
嫌味が過ぎて琴線に触れてしまった事に気付かないテヤン。
Aは無言でテヤンに近づくとその頬をひっぱたいた。
TY「何すんのよ!!!!!!!!!」
激昂したテヤンが Aに掴みかかる。
WL「テヤンの顔に傷がついたらどうすんのよバカマンネ!!!」
ウォルまで加勢して Aに掴みかかった。
DH「やめなさい3人とも!!」
リーダーのダヒがすぐに駆け寄って3人を引きはがしにかかる。
二番目に年上のウリョンと、双子と同い年のユンスンも加わって3人の喧嘩を止めようとする。
「お父さんの事をお前なんかが口にするな!!!!!!!!」
テヤンの上を行く怒鳴り声で Aが喚いた。
Aの父親は数年前に病により他界していた。
その事を知っていたメンバー。
テヤンはただの嫌味で言っただけだったが、父親の事を侮辱されるとところかまわず激昂する Aは高校時代でも多数問題を起こしていた。
TY「あんたがそんな出来そこないだからお父さんにバチが当たったのよ!!」
「〜〜〜〜〜!!!!ころしてやる!!!!」
ダヒに抑えられてもがむしゃらに暴れてテヤンに向かって行こうとする A。
DH「やめなさいテヤン! Aも落ち着いてっ!やめな、さい!ここは練習室なのよ!」
「ころしてやる!!!!お前なんか!!」
3人を引き離しても Aは暴れるのを止めない。
見かねたジヒョンが Aの前に回ってテヤンに向かって伸ばした手を掴んだ。
JH「落ち着いて A。テヤンの言った事は謝るから。ね?」
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時