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再度デコピンが飛んできた。
「痛い!」
JI「遊んでないでさっさと続きやるぞ」
「ってかなんでEXOのカムバ曲の振りやらされてんですか私!!」
Aが床にどかっと座り込んだ。
SE「俺たちも練習中だから」
「自分の練習に後輩巻き込まないで下さいよ」
JI「デビューもしてないくせに生意気言ってんなよ。おらケツあげろ」
「ちくしょうっ」
SE「口癖になるからやめなさい」
Aがスラングを口にするとセフンのデコピンが飛んできた。
「痛い!!」
KS「まだやってるのか〜?」
合同練習室のドアが開いて、EXOのD.O.ことギョンスが入って来た。
JI「あれ?もう終わったの?そっち」
他のメンバー達は専用練習室で練習をしていて、マンネ組だけが合同練習室に来ていた。
KS「みんな帰る準備してるからお前たちもそろそろ上がりな。おなかすいたろ?」
JI「そういえばすいたー。そろそろ帰るかー」
音楽を止めて戻って来たジョンインが Aにヘッドロックを掛けた。
「なにすんですか。放して下さい」
JI「さっさと帰って飯食おーぜー」
セフンも2人の後ろについて練習室のドアに向かう。
「また私連れてく気ですか宿舎に」
ジョンインの腕から逃れようともがく A。
いつだったか夜遅くまで練習室にいる Aに理由を聞いたジョンインが、事あるごとにEXOの宿舎に Aを連れ込んで夕飯を食べさせるようになっていた。
KS「やめろよジョンイン、女の子相手に」
JI「これは女だけど女じゃないからいいのwお前うちで飯食うの好きじゃん」
「嫌いじゃないですけどいつもソンベが勝手に連れてくんでしょ。汗臭い」
JI「お前も汗臭いわ」
今度はジョンインにデコピンされる A。
「痛いっつの!!」
SE「抵抗するだけ無駄だよ。ヨリヒョンとかベッキョニヒョンも喜ぶし行くよ」
セフンが抵抗する Aの背中を押す。
KS「お前ら2人が一番喜んでるくせに。ごめんね A。君の姉さんたちには連絡しておくから」
自分から宿舎に連絡しない Aの事もすでに把握しているギョンスが取るべき行動を取った。
「うちのオンニたちに連絡するより、これを阻止してくれる方が嬉しんですけどギョンスソンベ」
KS「ジョンインが離さないから無理。美味しい夕飯食べさせてあげるから我慢して」
「・・肉多めでお願いします」
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時