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ジョンインを起こさないように静かに、今度はAの頬を叩くダヒ。



 「・・・ん〜・・」



眉間にしわを寄せてAが唸った。




DH「ほら、起きて。戻るよ控室に。A」



ぺちぺちと頬を叩かれてようやくAがうっすら目を開ける。




 「・・・・叩かないでよ痛いから・・」



低い声で唸っているところをみると、起こされて不機嫌が再発しているようだった。




DH「じゃあさっさと立って。ほら、戻るよ」




 「・・・・・・・・眠たい・・」




俯いて起きたくない意志を態度で示そうとしてかけられた上着に気が付いた。




 「誰の?これ・・・」




SU「あぁ、俺の。わがまましてないで起きろよA」




ジュンミョンがそれを回収した。





DH「早く立ちなさいよA」




 「う〜〜〜〜〜」




起きようとしないAを仕方なくダヒが手を引っ張って立たせた。




DH「みんなありがとう。お邪魔しました」




Aの手を引いてダヒがドアの前で挨拶をした。




BH「どういたしまして〜w」




 「ありがとう、ござました」




CY「ちゃんと起きろよお前はwww」




口が回っていない眠たそうなA見てチャニョルが笑った。








控室に戻る間もダヒに手を引かれて眠そうに目を擦ったまま歩くA。




DH「これからメイクするのに擦らないの。ほらちゃっちゃと歩きなさいよA」




 「へーい・・・」




DH「EXO先輩たちは優しい?」




唐突のダヒの言葉。




 「ソンベ達はうるさくないから」




深く考えずにAは答えた。





DH「そっか」





それ以上ダヒはなにも言わなかった。









控室に戻るとメイクや衣装のスタッフが入り乱れていて支度がはじまっていた。



TY「あんたどこ行ってたのよ!まったく」




WL「オンニの手煩わせてんじゃないわよバカマンネ」




戻って早々の小言にうんざりした顔をするA。




姉たちの支度の順番待ちで、控室の隅に蹲るとまたウトウトと眠ってしまっていた。






TY「あー、また寝てるA」



WL「えー?もー、いっつもすぐ寝るんだからバカマンネ。はいテヤン、これかけてやって」



TY「んー」




小言ばかりの双子が自分たちの上着をAにかけてやっていた。




DH「くすくす」



ダヒはその様子を見て小さく笑った。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時

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