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JM「そういうの我慢しないで姉さんたちにも言えよ」
よしよしと頭を撫でるジミン。
Aは大人しく抱き締められてきゅっとジミンの胸元の服を掴んだ。
JM「お前はマンネなんだぞ。姉さんたちにも甘えていいんだよ。
マンネの特権は姉さんたちに甘えられること。うちのグクを見習えよ。一番上のジニヒョンにもべったべたに甘えてるぞ」
「・・・どうやったらいいかなんて知らないもん」
ジミンの腕の中でAが呟く。
JM「意地っ張りで困ったマンネだなw泣きたい時はこうやって泣けばいいんだよ。誰かが抱き締めてくれるから」
「泣くのもキライ。弱みを見せるみたいでむかつく」
JM「じゃあ俺は今お前の弱みを掴んだんだなwww」
「ソンベの弱みも掴ませろ」
ジミンの服で泣いた顔を拭くA。
JM「あっ!なにすんだよ、俺で拭くなバカマンネ!」
「タオル取りに行くの面倒」
JM「お前www」
涙が収まっていつもの調子を取り戻すA。
TH「ジミン〜迎えに来・・・なにやってんだよ!!!!俺も混ぜてよ!!!!」
スタジオのドアがノック無しに開かれてVの大声が響く。
Aはさっと起き上がって壁際に逃げた。
TH「なんでお前俺から逃げるんだよA〜」
じりじりと距離を詰めながらVが言った。
「先輩はなんかめんどくさいから。こっち来ないで」
ジミンも起き上がって大笑いしている。
TH「局でも呼んだのにお前俺の事無視したろ〜〜〜」
「あ、汗だくだけど服汚していいの?V先輩」
今度はAが距離を縮め始める。
TH「あ!タオルで拭けよ!やめろ!こっち来んなっ」
珍しい鬼ごっこが始まる。
Vには泣き顔を見られることなく、Aの一日は終わろうとしていた。
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時