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Aが練習生になった春から練習に次ぐ練習を経て、デビュー待機のNAKEDに加入されたのが初夏。
EXOのリードダンサー達と切磋琢磨し、BTSのパフォーマンス力を盗もうと試行錯誤しているうちに秋が過ぎ、Teaserで周知されいよいよその時が来た。


雪の便りが聞こえ始める季節。


NAKEDはデビューショーケースを迎える。







DH「いよいよ、だよ」



メンバーの顔を見回してリーダーのチャンミ(薔薇)ことダヒが言う。



UR「今日の為にみんなで頑張って来たよね」



メファ(梅)ことウリョンが続き



JH「どきどきするねぇ♪」



ペカプ(百合)ことジヒョンが嬉しそうに言う。



MH「集まってくれたペンの為に、精いっぱい頑張ろう」



ククァ(菊)ことミファが握りこぶしを作ると



NY「間違えないようにしないと」



コベラ(ガーベラ)ことナユンがにっこりと笑い



RW「私の前に誰も立たないでよ、ちゃんと自分の位置確認してね」



ナン(蘭)ことリョウォンが吠える。



YS「今まで培ってきたもの全部をステージにぶつけよう」



モンニョン(木蓮)ことユンスンがぎゅっと目をつぶる。



TY「わくわくする!!!」



タルリア(ダリア)こと双子の片割れテヤンがじたばたと足を動かすと



WL「待ちきれないよね!!!」



スグク(紫陽花)こと片割れのウォルが笑う。



 「力みすぎてとちらないでねオンニたち」



スソン(水仙)ことAが流れを断ち切った。



TY「あんたねぇ!!」


WL「いい加減空気読みなさいよマンネ!」


 「なんの空気よ」



年少組のいつもの会話に年長組が失笑した。



DH「ったくあんた達と来たら少しは緊張しなさいよ!」



ダヒの平手が3人の頭をHITしていく。




DH「持てる力のすべてを出して、待ってくれてる皆に逢いに行こう!いいね!」



全員「了解!」



円陣を組んだ後、ステージに向かった。









会場を埋め尽くしたペンの声援を受けてNAKEDがデビュー曲を披露した。



室内とはいえ肌寒い会場の中で花を模した薄い生地の衣装で踊るNAKED。




リードボーカルは年長組。



Aはリードダンサー。



普段は水と油の双子とも音楽があれば一つになる。





ありったけの力をステージに込めて、NAKEDは華麗に踊った。









割れんばかりの拍手と声援。




そこかしこでスローガンの花が咲き、団扇が踊る。



はじめての自分たちのペンとの遭遇は否応なしにNAKEDのテンションを上げた。

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時

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