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28***BTS ページ28

TY「あんたなにやってんのよバカマンネ!」

WL「先輩たちに迷惑かけてんじゃないわよバカマンネ!」



双子がこれ見よがしに合唱する。



 「・・・・ごめんなさい」



さすがのAも姉たちに顔を上げられない様子だった。



DH「?・・・あんたこれ誰のシャツ着てるの?男物じゃない、これ」



Aが着ている見知らぬシャツにすぐに気がつくダヒ。




 「ベクソンベのお古。もう着ないからくれた」



TY「ベッキョニオッパの!?なんであんたばっかり!!」


WL「私に頂戴!代わりのシャツ買ってあげるから」


双子の目の色が変わる。



 「やだよ。あんたに何か買ってもらうなんて気色悪い。触んないで」


ウォルの手を振り払うA。



WL「なによ!シャツくらいいいじゃない!」



DH「あーもーやめなさいあんた達。Aは今後二度とこんなことしないで。
 未成年ってだけでもダメなのに、潰れて先輩に介抱してもらうなんて恥を知りなさい。いいわね」


 「気を付けます。二度と飲みません」


TY「あんたまさかわざと飲んだんじゃないでしょうね?」



テヤンがまた余計な口を出す。



TY「バンタン先輩にまで近づくなんてほんと腹立つわ」



 「あんたみたいなバカな女じゃないから酔ったふりしてお持ち帰り狙うとかくだらない発想しないでよね。先輩たちにも失礼でしょ」


TY「なんですって!?」



DH「うるさい!打ち合わせやるって言ったでしょ!マネージャーがそろそろ来るから黙んなさいあんたたち!」



長姉の一喝で年少組が口を閉じた。









打ち合わせを終えて宿舎に戻ると昨晩の罰としてAは宿舎の掃除を命じられ、むすっとした顔のままだったがきちんとやり終えるのだった。





























数日後のスタジオ。



あの一件の後もAは隙間時間を見つけると足を運んでいた。






Aが踊っている部屋のドアがまたしても突然開く。




TH「A〜!!!」



名前を叫びながら駆け込んできたVが踊っている最中のAに抱き付いた。



 「なにすんですか!」



顎を押して離れるように押し返すA。



TH「あれから全然会えなくて心配してたんだよオッパは〜!大丈夫だった?ヒョン達に怒られなかった?もうここに来るなとか俺たちと仲良くするなって言われなかった?!」



 「離して下さいよ!怒られたけど他は言われてないからここにい・・・離れろっつーの!」

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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時

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