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辺りを見回すAは自分が知らない部屋にいる事に気が付いた。
(ここどこ？)
頭を動かすと額が痛む。
(なんでこんなにおでこ痛いの？・・・あ？)
「セフンソンベ？」
隣のベッドにセフンが寝ているのが見えた。
(ってことはここEXOの宿舎？？・・・私バンタン先輩たちとご飯食べて・・・・・・・・
どうしたんだっけ？・・・ジュース飲んだのは覚えてる・・)
Aはゆっくりと体を起こした。
額が痛むだけで他は何ともない。が、やたら額が痛んだ。
(マジでなんでこんなにでこ痛いんだろ。またデコピンされたのかなぁ)
スリッパも履かずに靴下のまま床に降りてペタペタと歩き出すA。
セフンは起きる気配はなかった。
部屋から出ると、階下のリビングから声がする。
Aは下へ降りて行った。
「・・・おはよーございます」
リビングやダイニングに数人がいるのが見えて静かに声を掛けてみる。
SU「おはようA」
真っ先に返事をしたのはジュンミョンだった。
「あの、なんで私ここにいるんでしょーか」
なんとなくジュンミョンに睨まれている事に気付いているA。
SU「昨日なにがあったのか覚えてないのかな？ん？」
笑顔でいるが声がそうではない事を伝えてくる。
「バンタン先輩たちとご飯食べてて、喉が渇いたからテーブルにあったジュースを一気飲みしたとこまでは覚えてます」
SU「人のものを勝手に飲んだって事か？」
「誰も手を付けてなかったら余分に頼んだものかなって思って」
SU「それが酒だったんだよ、ばかもの」
「えっ」
さすがに自分がしでかしたことに驚くA。
BH「お前完全に潰れてて俺たちが拾いに行ったんだぞ」
「えっ」
CY「BTSのジミンの膝で気持ちよさそうに寝てたよなぁ」
「ええっ」
Aは目を丸くした。
「嘘でしょ？」
SU「嘘なもんか。じゃあなんでここで寝てたんだ。隣のベッドにセフンいたろ」
「うん・・・」
SU「お前を寝かせる場所がないからセフンがベッドあけて、セフンは俺のベッドで一緒に寝たんだよ」
「げ・・・・・あ、ごめんなさい」
Aはどうすればいいのかわからないといった顔をしている。
BH「頭痛いとか気持ち悪いとかはないか？ｗ」
ベッキョンが救い舟を出す。
「それはないけど、おでこがすごく痛い。誰か殴った？」
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作者名：〜NAE〜
| 作成日時：2018年3月4日 18時
