19***BTS ページ19
HS「まだ粗削りだけど基礎と体幹は悪くないからそのうち化けそうだなw」
J-HOPEが汗を拭いながら笑った。
-ブブブブブ-
SK「うひっ!」
突然携帯のバイブレーションが床を伝って伝わってきて、JINがおかしな声を上げた。
TH「なにビビってんのジニヒョンwww」
SK「なんだ?誰の携帯だ?」
振動の先を辿るとAの荷物からそれがしていることに気付く。
SK「スソンやー、多分お前の携帯鳴ってるぞー」
「えー?」
本名は名乗らないままでいたAは芸名で呼ばれてJINの方を見る。
数時間一緒にはいるが初対面の女子の荷物に触れるような礼儀知らずはいないようで、Aの鞄を指さすだけだった。
「ごめん、先輩」
JM「OKOK」
踊り続けるジミンに声を掛けて荷物の所に走ってくるA。
「もしもし?・・うん。スタジオ。練習してた。
・・・次に使う人達が一緒にやっていいって。うん。え?今日はもう上がるの?
わかった、うん。ううん、一人で帰るからいいよ。うん。お疲れ様オンニ。うんー」
NJ「リーダーさん?」
受け答えの内容から察したRMが声を掛ける。
「はい。オンニたちと合流する予定だったけど今日はもう上がるって」
携帯を鞄に放ってジミンの所へ戻ろうとするA。
TH「まだやる気かよお前ら〜」
すっかり練習する気が失せているVが呆れた声を出す。
「まだ時間あるんでしょ?」
当たり前とでも言いたげな表情で返すA。
NJ「二人とも休憩なしで続けてるからちょっと座りなよ。体壊すよ」
「えー・・・」
明らかに不貞腐れる表情に変わるA。
SK「ジミン、音楽止めてこっち来な」
JM「はーい」
音楽まで止められてしまって仕方なく戻って来たジミンに付いて来て休憩している連中に加わる。
JG「ヒョン、タオル」
JM「ありがとーグクちゃん♡」
JG「うざ」
TH「スソンや〜♡はい、タオル♡」
2人を真似てVが自分のタオルをAに差し出した。
「それ先輩のタオルでしょ、いらない」
HS「ぶはっwwwwwww」
差し出されたタオルをスルーして自分のタオルを取るA。
TH「普通の女の子なら俺様のタオルなんて真空パックして部屋に飾るだろうに!」
「なにそれ気持ち悪い。そんなストーカーみたいなことされて嬉しいの?先輩ってピョンテなの?」
Aの言葉にJ-HOPEは笑いすぎて倒れ込む。
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作者名:〜NAE〜 | 作成日時:2018年3月4日 18時