出会いは ページ41
『ヌナのは何味ですか？』
「蜂蜜だよ〜
テミンくんのは？」
『俺はチーズにしました！』
「わっ 良い匂い」
『一口食べますか？』
「え？いいの？」
『もちろんです！』
「わーい。いただきまー…」
「ストップ！」
出店で買った熱々のホットク
テミンくんの手から一口だけ貰おうとしたら、ジョンインに取り上げられてしまった
『何だよジョンイナ』
「それはお前が1人で食え。
俺のもチーズ味だし、ヌナには俺のを食べてもらうから」
『なんで』
「なんでも」
『なんでー』
「いいから食え」
ホットクを口元にくっつけられて、あちぃよ！と怒っているテミンくん
…この子たち可愛い
「はい、ヌナ
どうぞ。食べてください」
「ありがと〜」
ジョンインのチーズホットクを受け取って少しちぎり、口に入れる
「ん！美味しい！」
「もっと食べても良いですよ？」
「本当？じゃあもう一口」
『俺も食べよーっと』
「美味しい〜
ほら、ジョンインも食べて」
「え？」
「あーん」
「あ、あーん…」
ちぎって口元に運ぶと
ちょっと恥ずかしそうに口を開く
「ね？美味しいよね？」
「…美味しいです」
『いいなぁジョンイナ。俺もヌナにあーんしてほし』
「ダメだ。絶対ダメ」
食い気味に止められたテミンくんは不満そうに唇を尖らせた
可愛い
本当に可愛い、この子
そしてあざとい…
『あ！A』
「ん？
あ、ナリ。おはよ」
『おはよ…じゃないよ！』
「え」
『何この状況！どういうこと？
なんでイケメン2人も連れて歩いてんのよ〜』
ナリはなぜか嬉しそうで ニヤニヤが抑えきれない様子
『どっちか彼氏？』
「何言ってんの。そんなわけないでしょ」
『えー つまんない』
「知り合い…とその友達」
『知り合い？』
「うん」
『何で知り合ったの？こんなイケメン』
じろじろと見られ、ジョンインは気まずそうに目を逸らす
『もしかして合コンで出会ったとか？』
「な」
『あ〜！なるほど！合コン』
「…なんでお前がそんな過剰反応するんだ」
『だってお前、Aヌナとどうやって出会ったのか教えてくれなかったじゃん？だから気になってたんだよ。
で？本当に合コン？』
「違う」
『えー』
『違うの？』
「違うよ。
ほら…その……家が近所なだけ」
ジョンインの方を見て目で合図を送る
この人たち面倒くさいから、とりあえずそういうことにしておこう？と
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レモン(プロフ) - NATZUさん» コメントありがとうございます！私も早く打ち解けさせたいなぁと思ってます(笑)まだ暗い話題が多いですが、楽しくわいわい出来るように更新頑張ります！ (2019年2月23日 10時) (
レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU - 更新ありがとうございます！面白くていつも楽しく読ませてもらってます。あとの2人とも早く打ち解けられるといいなー(o>ω<o)応援してます、頑張ってください！ (2019年2月19日 4時) (レス) id: ab77782770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2018年1月26日 6時
