記憶喪失女の数奇な人生 part16 -ONE PIECE- (ページ37)

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PIECE790 ページ37

"兵隊さん"と話した後、

レベッカは、

次の試合のためその場を去った。

ス....

『......よかったんですか？』

Aは、

兵隊さんと共にいた我らが船大工"フランキー"へと駆け寄る。

チラ....

(彼が兵隊さん...)

なぜフランキーと共に行動しているのか

事情は分からないが、

A等がコロシアムに参加してる内に出会ったのだろう。

兵隊「.....」

彼の視線は、去っていった彼女の方向。

オモチャ故、

表情は分からないが、

彼女へ想いは感じられた。

......

『彼女...泣いてました.....』

ふと、Aは呟く。

すると、

バッ...

だから急ぐんだ...！！

兵隊「オモチャにだって守りたいものがある...
こんなブリキの目からは涙も出やしないがね...」

彼は嘆く。

『........』

(兵隊さん...)

彼は、レベッカさんとはどういう関係なのだろう。

そして、

彼らには一体なにが....？

ひとまず....

フランキー「おめェらは気にせずコロシアムに集中しろ。俺たちは"花畑"へ向かう！」

"花畑"へ....？

聞いたことのない地名に、

Aはハテナマークを浮かべる。

だが、

フランキー「ここは俺に任せとけ！！ルフィを頼む!」

はい...

『.....わかりました。』

(フランキーさんがそうおっしゃるなら...)

こうして________

フランキーはオモチャの兵隊と共に。

"花畑"へと向かった。

この国の根底には、

何かが渦巻いている。

そんな予感がしてならない。