記憶喪失女の数奇な人生 part16 -ONE PIECE- (ページ16)

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そしてようやく、

ゾロは話す。

いま...

ゾロ「トラファルガーとなにしてたんだ？」

その声色からして、

Aは気づいた。

ぞ、

『ゾロさん..なにか怒ってますか？』

だが、

その問いに答えることはなく。

ぎゅう...

Aを抱きしめる力が強くなる。

そして、

ボソッ...

ゾロ「あいつとこーやってしたのかよ...」

ゾロは、

低い声で囁く。

なっ..

『ち、違います。ローさんはお話があって....』

誤解を解こうと、

必死に話すが、

ゾロ「それとも青雉か？

煙野郎もいたな...ドフラミンゴも。」

がなるように、

Aに話すゾロ。

抑える手にも力が入る。

その姿はまるで"猛獣"

ッ....

『....ゾロさん..こわい..です..』

すると、

ハッ..

悪ィ...

バツが悪そうな顔をするゾロ。

そして、

素直に話し始めた。

ただ、

.....

ゾロ「この2年、おれの知らねェお前がいて、腹立つんだよ」

ぽす...

肩に顔を埋める。

ひゃ..

彼の緑の髪が、

Aの首元に当たる。

『くすぐったいですよ、ゾロさ..

ちゅ..

その瞬間。

微かにするのは、お酒の香り。

なっ...

なっ..

『ぞろ..さん..いまの...』

ゾロは、

フッ...

ゾロ「さっさと寝ろよ」

と、言い残しに立ち去った。

ッ～...//////

この後Aが眠れなかったのは、

言うまでもない。