PIECE767 ページ13
そうだ...
ロー「あいつを"ドフィ"と....そう呼んでたいたな」
あの時も、
________「"ドンキーホーテ・ドフラミンゴ"だ...！！」
そんな...まさか...
ボソ...
『ドフィさんが...』________
それはアイツの愛称、
気安く呼べる関係でない限り、口にすることなどできない。
(傾国屋も海軍にいた身...)
ロー「次第によっては、俺はお前でも斬る...」
シャキィ...
ローは、
刃をAへ向けた。
俺は、"裏切り"も"嘘"も全て経験してきた。
傾国屋だからといって信用する訳にはいかない。
ぐっ...
ローはただ、
Aの返答を待つ。
すると、
スッ...
『私の忠誠は、2年前から変わりません。』
凛とした表情で、
俺を見つめる傾国屋。
そのままAは話続ける。
もし....
『ローさんが私を信じられないなら...
ぎゅぅ...
ッ...
ロー「お前...」
Aは、
自ら刃を自身の胸元へ。
『....ッ..この場で私を斬ってもかまいません。』
ぎゅぅ...
ポタッ..
刃を握る手からは、血が滴る。
だが、
そんなことなど気にすることなく。
ただただ、
俺を見つめていた。
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作者名：ペンペン2
| 作成日時：2021年9月21日 22時
