EXILE 医療センター18

▽ ページ35

岩田side


岩田『だから夜にAのこと診ててくれる先生もう来てるから見とく？

大丈ー夫、伸之と同じぐらい優しいしちゃんとAのこと見ててくれるから。そんな顔しないで、笑』

ちょっと泣きそうな顔してる。伸之も困った顔で笑ってて。

『……、んっ、』

岩田『見たことある先生だと思うんだけど。

啓太、』

町田『町田啓太です。よろしくね、笑』

今日の夜は俺も帰るし、伸之も帰る。となると、Aをよく知ってる人はいなくなってしまって、Aが不安になることは目に見えている。

だから予めAに紹介しとこうと思って啓太と会わせたところ、人見知り発動。笑

やっぱりちょっとこの状態だときついかも、とも思う。

町田『ちょっと恥ずかしがりやさんなのかな？笑』

岩田『そうだなぁ。笑

大丈夫、何にも怖いことしないし。』


町田『Aちゃん、今日の夜いろんなお話しよっか。先生さ、いろんな秘密知ってるんだ、岩田先生とか鈴木先生とか。笑』

岩田『えー、変な話すんなよ、笑』


『……ふふっ、……』


町田『笑った。笑、可愛いな。

じゃあ決まり。』


さっきまで啓太の顔を見て緊張してたけど、やっとにっこり笑ってくれて。


何を言われるのか分からないけど、少しでも楽しく過ごしてくれれば。

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