EXILE 医療センター18

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登坂side


結果は予想通り胃腸炎。

ただ、薬をもらったからといってすぐに回復するわけではなく、ここ2日ぐらいは絶食して吐き気に戦うしかない。


俺は明日仕事だから明日は隆二がついててくれることになったんだけど。


とりあえず、Aは水も飲めなくなるだろうから点滴は多めに。


すると、様子を見ててくれた隆二が優しく何かを言ってる。



見ると、戻し始めてるA。


今市『気持ち悪いなぁ。すっきりするまで我慢しちゃだめだよ。』


吐き気とえずくのは容赦なく体力を奪う。特にAは一度の嘔吐でぐったりしてしまう、


今市『落ち着いた？…手洗ってうがいしようね、』


登坂『しんどいなぁ。点滴しとこっか。』


『……ぅぅうぅ……』



登坂『泣かない。笑

泣いたらまたしんどくなっちゃう。

そう、えらい。もうちょっとだけ我慢しような、』


今市『我慢できるじゃん、えらい。笑

…熱いなぁ。お水飲めるなら飲もうな、汗拭いちゃうよ。』



そうこうしていると、点滴も終わってAもぐっすり眠ってしまった。


家に連れて帰って薬の管理、それから点滴セット、応急処置の用意をして隆二と交代。



隆二side



ぐっすり眠れてるA。

ただ、何も食べれてないし、飲めもしない。また体重落ちちゃうね。本人も気になってるだろうから言わないけど。


ゆっくり増やしていけると思うけど、さらに暑くなって夏バテもするだろうし、、、。だめだ、いろんなこと悪く考えてしまう。



この春からひとり暮らししているA。お兄さんは病院の寮に住んでるらしく。


ちゃんとお弁当も自分で作って、薬も管理して。ほんとにしっかりしてる。

だけど体調わるいときは辛いよな。ひとりでいるの。



今市『よく頑張ってるね。』


俺も臣も迷惑なんて思ってないから。

なんかあったらいつでも頼ってくるんだよ。

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