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せっかくのお休みなので、どこかへ出かけようという話になった。


電車に揺られて向かった先は海だ。

まだ海に入って泳げる時期ではないのだが、
私はこの4人をどうしてもこの海に連れていきたかったのだ。


「W国には海ってあるんですか?」

shp「陸に囲まれた国やから無いですよ」

「潮風が気持ちいいなぁ」とコネシマさんが目を細める。

zm「A!海入ってもええ?」

「入っちゃ駄目な期間だから、駄目ですよ」

「えぇ…」と目に分かるように悲しむゾムさん。


残念ながら海には入れないのでビーチバレーや波打ち際で海水を触ったり、砂浜で砂のお城を作って遊んでいた。

砂のお城は無駄にクオリティが高かった。

zm「俺らが住んでる城やで!」

「え、皆さんお城に住んでるんですか?」

ut「一応、国の幹部やからなぁ」

「わあ、凄いですね〜」

shp「大先生は毎日トントンさんに怒られてますけどね」

「ショッピくん、それ言っちゃダメなやつ!」と鬱さんはショッピくんに煽られていた。

やっぱり手のかかる隊長さんなんだな…と心中察してしまう。

「鬱さん、ショッピくんに迷惑かけちゃダメですよ」

kn「大先生!Aに言われてしもたな!」

コネシマさんはケラケラと笑った。

shp「本当に頼みますよ、大先生〜」

ut「ゼンショシマス」

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作者名:じう | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年6月18日 20時

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