46 ページ46
・
せっかくのお休みなので、どこかへ出かけようという話になった。
電車に揺られて向かった先は海だ。
まだ海に入って泳げる時期ではないのだが、
私はこの4人をどうしてもこの海に連れていきたかったのだ。
「W国には海ってあるんですか?」
shp「陸に囲まれた国やから無いですよ」
「潮風が気持ちいいなぁ」とコネシマさんが目を細める。
zm「A!海入ってもええ?」
「入っちゃ駄目な期間だから、駄目ですよ」
「えぇ…」と目に分かるように悲しむゾムさん。
残念ながら海には入れないのでビーチバレーや波打ち際で海水を触ったり、砂浜で砂のお城を作って遊んでいた。
砂のお城は無駄にクオリティが高かった。
zm「俺らが住んでる城やで!」
「え、皆さんお城に住んでるんですか?」
ut「一応、国の幹部やからなぁ」
「わあ、凄いですね〜」
shp「大先生は毎日トントンさんに怒られてますけどね」
「ショッピくん、それ言っちゃダメなやつ!」と鬱さんはショッピくんに煽られていた。
やっぱり手のかかる隊長さんなんだな…と心中察してしまう。
「鬱さん、ショッピくんに迷惑かけちゃダメですよ」
kn「大先生!Aに言われてしもたな!」
コネシマさんはケラケラと笑った。
shp「本当に頼みますよ、大先生〜」
ut「ゼンショシマス」
1240人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ