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ut「Aちゃん、迎えに来たで」

「鬱さん、何で…」

私がそう言うと、「Aちゃんの傘、家に置いたままやったから」と鬱さんは答えた。

「ありがとうございます」と言い、鬱さんがさしている傘の中にお邪魔する。


「これ相合傘っていうんやろ?役得やん、僕」と鬱さんがおちゃらけて言う。

鬱さんは私が濡れないように傘を持っていて、肩はすっかり雨で濡れていた。


鬱さんと一緒に家に着くと、夜ご飯とお風呂を済ませてコネシマさん、ゾムさん、ショッピくんがリビングで待っていた。

kn「遅くまでお疲れさん、おかえり」

zm「おかえり!A!」

shp「おかえりなさーい」

3人に「ただいまです」と答え、濡れた鬱さんにタオルを渡す。

「鬱さん、先にお風呂どうぞ。濡れちゃってるので」

ut「女の子が身体冷やしたらあかんで!Aちゃん先に入ってき!」


鬱さんに断られ、私は促されるままお風呂に行くのであった。

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作者名:じう | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年6月18日 20時

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