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朝食を終え、一段落すると風呂場に案内をする。
コネシマさんがお風呂に入るために使い方の説明をするためだ。
「これがシャンプー、トリートメント、ボディソープです、湯船は身体を洗ってから入ってくださいね」
「分かったで!湯船は入ったことないから楽しみや」
お風呂に入る際の注意事項を伝え、着替えとタオルをコネシマさんに手渡す。
男物の服なんて私は持っていないので、父が以前着ていた服で似合いそうなものを拝借した。
コネシマさんがお風呂に入っている間に、朝食の後片付けとコネシマさんが元々着ていた服を洗濯する。
洗い物の食器はあまり溜め込みたくないので、基本食べたらすぐ洗ってしまいたい。
洗い物と服を洗濯を済ませ店で買う物を考えていると、コネシマさんがお風呂から上がったようでドタドタと音を立ててリビングに入って来た。
服のサイズも合っていたようで良かった。
kn「湯船、俺好きやわ!いくらでも入れるわ!」
「お気に入りがまた1つ増えましたね」
「おん!」と言いながら髪をタオルでガシガシと乾かすコネシマさん。
「コネシマさん、せっかくの綺麗な髪が勿体ないですよ。ちゃんとドライヤーで乾かさないと」
ドライヤーのプラグをコンセントに差し込んで電源を入れると私はコネシマさんの髪を乾かし始めた。
kn「Aは俺のオカンやな!第一コミュニティも悪くないかもしれんな」
うんうんと頷くコネシマさんに「こんな顔面偏差値高い息子産んだ覚えないです!」と言い返し、彼の頭を小突いた。
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