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漸く打ち解けたゾムさんとコネシマさんがお風呂から戻るまで話をする。
ゾムさんは実は食事が大好きで、特に人がご飯を食べているのを見ることが好きだとか。
先程の夕飯の時は初対面の私がいる手前、大人しくしていたようだ。
コネシマさんがお風呂から出たのか、リビングに入って来る。
kn「お!Aとゾム仲良くなったんやな!」
zm「おん!A、ええ奴やし気に入ったわ!」
「そう言って貰えて嬉しいです」
コネシマさんがお風呂を上がったので、次はゾムさんの番。使い方を説明をするためにお風呂場に案内した。
コネシマさんの時と同様にゾムさんに説明を終わらせリビングに戻るとコネシマさんは相変わらず髪を適当なタオルドライで済ませようとしていた。
「コネシマさん、髪はちゃんと乾かさないと!」そう言いながら彼の髪をドライヤーで乾かし始める。
kn「やっぱりAは俺のオカンか…?」
「違いますって」と否定する。
コネシマさんは何故私を母親にしたがるのだろうか。
kn「そういえば、明日はどうするんや?」
「流石に仕事に行かないとまずいので、お二人に留守番お願いしても良いですか?食事は準備しておきますので。帰りは遅くなると思います」
ゾムさんの必要な物を買いに行きたいのだが、生憎そう何日も休んでいられないのだ。
休みを頂いた分、上司から定時に仕事を渡されるのが想像つく。
買い出しは休憩の合間に行ってしまおうかと考える。
仮に2人に買い物をお願いをするしてもあの顔面偏差値だ、大事になるに違いないと悟りを開いてしまう。
kn「分かった!怪しい奴が来てもゾムと返り討ちにしたるし任せとき!」
胸を張って自信満々に応えるコネシマさんに「いや、何で怪しい人が家に来る前提なんですか…」と思わずツッコミを入れてしまうのであった。
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