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ｱﾏ「ものすごくアホだし、うるさいし、執拗いくらい優しい。人殺 しの俺たちを受け入れて、一緒に背負うって言うくらい、あいつらは優しくて強い。
あいつらは絶対逃げたりなんかしない、どんな事があっても。だから俺も、俺達も逃げない。」
ﾂｷﾊ「僕も、それくらい、強くなりたいです。」
ｼﾝｸ「なれるよ、絶対なれる。ツキハは施設から逃げ出さずに、他の子達の嘘を見破って、俺らにあの子たちを助けて欲しいと言ってくれた。ツキハは心優しい、紳士だよ。」
ｱﾏ「その想いがあれば必ずなれる。守るものを見つけよう、俺はdiverを守りたいから強くありたいと思った。ツキハにも必ず見つかる。
誰にだって、守りたいものくらい、あるだろ。」
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scene21［それはまるで闇のように迫る真実］
ｼｵﾝ「時間がねぇな」
ﾓｴｷﾞ「もって1日、だね」
ｼｵﾝ「それを過ぎたら焼かれるよな、というか爆破？」
ﾓｴｷﾞ「恐らくは」
シオンは頭を抱える
ｼｵﾝ「あぁぁああ〜、駄目だ。どう考えてもあの子たちを救い出す方法が見つからない。」
ﾓｴｷﾞ「職員達に傷1つ付けないことは不可能だと思う。強行突破して、子ども達を救うことを優先するしか」
ｼｵﾝ「ん〜〜、まあそうだよな。1回目に入った時に何人かは犠牲にしてるわけだし、バレないわけがないんだよ」
コンコンとノックの音がする
ﾛｲ「あの、入ってもいいですか」
ロイロは扉の前に立ち部屋にいる2人に呼びかける
ｼｵﾝ「いいよ〜、どうした？」
部屋に入り2人の前へと進む
ﾓｴｷﾞ「どうかしたの？浮かない顔してるけど」
ﾛｲ「俺の実家、あの施設がある所の隣町にあるんですけど」
ﾓｴｷﾞ「そうだったんだ、それで？」
ﾛｲ「実家の方を散歩してたら弟と会って、家が揺れるほどの爆発音がしたから外に出てきたらしくて...」
ｼｵﾝ「ほう」
ﾛｲ「もしかしたら、施設と関係あるかもしれないと思って」
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