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松村 side
夜も深まり、深夜。
横の慎太郎の顔が死に始めた(夜勤の時はいつも死にかけてるタイプ)頃。
ぺたっと変な音がして、
ラップ音かな？なんて横を向いたら。
｢っ、A？｣
素足＋何も羽織らずな姿のAが。
俺が近寄るよりも先にAがこっちに来て、気付いた。
田｢へ？｣
A｢ふぇぇ(泣)｣
森｢めっちゃ泣いてんじゃん、｣
ボロボロ涙を零して、擦ったのか真っ赤な目をしたA。
田｢どした？｣
樹先生が慌てて近寄ると、
A｢っ、ごながっだぁ！ｸﾞｽｯ、｣
田｢来なかった？あ、俺か、｣
これでもかと樹先生にしがみついて、またわんわん泣き始めた。
田｢ごめんごめん、寂しかったのな、｣
A｢ふぇ、っ、ｽﾞｽﾞｯ…んっ(泣)｣
｢ティッシュどうぞ。｣
田｢お、さんきゅ〜A、そんな泣かないの｣
そういう樹先生の声は優しくて。
田｢ごめんな、お薬ちゃんと飲めたことも、ご飯ちゃんと食べたことも知ってるからね？…Aは偉いなぁ｣
A｢じゅ…っ、せ、いないっ(泣)｣
田｢いるいる、大丈夫。いるよ、｣
慎太郎は時間かかると汲んでか、Aの病室から羽織とスリッパ持ってくる〜とだけ俺に伝えて足早に向かった。
田｢しんどくない？｣
A｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎ、んん、…ふぇ(泣)｣
田｢んな泣かないの〜もうみんな寝てる時間だからね…｣
やっぱ熱いのな、と俺に苦笑いを向けてくる樹先生。
｢寂しかったんだよな、｣
森｢でもまぁお嬢さん、ここ来るにはこれが必須ですよ〜｣
ほら、と、持ってきてくれた羽織を羽織らせて、抱っこされている足に少々強引にスリッパを履かせた慎太郎。
田｢よしよし…｣
まぁ、正直よく見る光景に少しほっこりする深夜。
A｢っ、だっこぉ！(泣)｣
田｢しーてーるってば(笑)｣
そんなやり取りを聞きながら、俺はちょっとにやけつつパソコンに向かった。
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にゃん - 移行おめでとうございます！主様のお話が本当に大好きでずっと更新されないか楽しみにしていました！これからもお話楽しみにしています！ (2021年7月29日 0時) (
レス) id: b34980f8db (このIDを非表示/違反報告)
スモモ(プロフ) - maru_さん» そうなんですね！わかりました！！これからも更新楽しみにしてます！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: 6b77069b0e (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - みくさん» 本当にありがとうございます(TT)待っててくださって本当に本当に嬉しい限りです！！！ (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
maru_(プロフ) - スモモさん» ありがとうございます(TT)もうTwitterやっていません…すみません(;_;) (2021年7月27日 20時) (レス) id: db337c87a7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 更新ありがとうございます！このお話大好きです！ずっと待っていました！おかえりなさい。 (2021年7月14日 1時) (レス) id: 12bc81e91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maru_
| 作成日時：2020年10月15日 23時
