風を運ぶ君【風丸一郎太】 (ページ9)

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９話「お風呂にて」ページ9

合宿が始まって、気づいた時にはすでに夜だった。

A「…え、もう夜！？い、忙しすぎない…？」
秋「Aちゃんお疲れ様！疲れたでしょ？」
A「想像以上に…」
春菜「合宿は今までにも何回か経験してますけど普段と比べると
　作業量が倍になるので疲れますね～、ヘトヘトですよ…」
冬花「人数分のご飯も作らないといけないので腕が痛くなっちゃいます」
夏美「それより、疲れを取るためにも早くお風呂に入りましょう」
秋「そうね、露天風呂もあるしみんなで行きましょ」

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～お風呂～

A「い、生き返る～」
春菜「ですね～、そういえば先輩ってどこから転校してきたんですか？」
A「あ、春菜ちゃんは知らないのか北海道の白恋中だよ」
夏美「あら、吹雪くんの学校じゃない」
秋「Aちゃんは吹雪くんって知ってる？」
A「うん、「ブリザードの吹雪くん」だよね有名だから知ってるよ
　クラスは違ったし、私もサッカーしてたけど学校の部活じゃなくて
　地元の女子サッカークラブに行ってたから関わりはなかったけど…」
冬花「でも、世間て狭いですね、東京から遠く離れた北海道から来て吹雪くんと
　同じ中学校って…」
春菜「確かにそうですね～…あ、先輩彼氏さんとかいるんですか？」

A「か、彼氏！？い、いないよ～」
春菜「え～気になる人もですか？」
A「気になる人もかなぁ～…そう言う春菜ちゃんやみんなは？」
春菜「私もいませんね～、後の３人は…」

秋、夏美、冬花「…///」

A「あっ…(察し」

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露天風呂でガールズトークをしながらわいわいと盛り上がっていた

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一方男子はというと…

「どれだけお湯の中で息を止められるか勝負でやんす！」

という栗松の一言で燃えていた

半田「よっしゃ！俺が一番になるぞ！」
マックス「いーや、僕だね」
少林「僕だって負けませんよ～」
円堂「よぉーし！いくぞー！！」

風丸「おいおい、何やってるんだお前ら…(呆れ」
鬼道「フッ…合宿の恒例行事になっているな」
豪炎寺「まったくだ」
メガネ「まったく…何が楽しいんですかね」

壁山「ごぼぼぼぼぼっぼ！！！」
虎丸「か、壁山先！大丈夫ですか！？」
壁山「あ、危なかったっす…！！！」
染岡「たく、無茶すんなよ」

ちなみに優勝は影野でした

影野「ふふっ…一位…」