西部のガンマン5 ページ44
雫「ふざけてるの?」
碧人「いやだから。どうせあなたは僕には勝てません。まず僕の目的はあなたを倒すことでも、三高を勝利に導くことでもありませんから」
雫「じゃあなんで・・・この大会に」
碧人「姉を探してるんです」
エリカ「達也君。アイツの姉ってどんな人か知ってる?」
達也「結城緋波。空気剣舞踏を最初に使ったのは彼女だ。それを弟の碧人に教えたそうだ」
エリカ「一つ上だから・・・二年かー・・・でも三高にいなかったよね」
達也「実は中一の頃姿を消したらしい」
レオ「それは誘拐ってやつか?」
ほのか「大変じゃないですか!」
達也「いや誘拐でもない。彼女の部屋には置手紙があったんだ。『魔法を捨てる』って」
幹比古「魔法を捨てる・・・?」
達也「それは俺にも分からないがな」
碧人「で、どうします?」
雫「あなたが別に興味がないならそれでいい。でも私は本気で行く。手を抜くなら勝手にして」スタスタ
碧人「そうですか。ではがんばってください」スタスタ
「さあああぁぁぁぁ!!!決勝戦!!北山雫VS結城碧人!!!!!」
ほのか「がんばれーッ!!!」
エリカ「行けー!!」
「3・・・」
雫(これで勝つ・・・!!)
「2・・・」
碧人(これで終わりだろうな・・・)
「1・・・ゼロ!!!!!スタート!!!!!」
雫「行けッ・・・!」
碧人「終わりです」
ピピピピッ
ウオオオオォォン
バリイイイイイィィィィン
「おおっと・・・ほぼ同だ・・・!ビデオ判定です」
達也「何だ・・・あの技は・・・?」
レオ「空気剣舞踏だろ?さっき言ってたじゃねえか」
達也「いや・・・そっちじゃない雫のほうだ」
「結果が出ました・・・優勝は・・・」
「北山雫だーッ!!!!
ワアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!
碧人「ウソ・・・だろ?北山さん!あなたの使ったあの魔法。フォノンメーザーではありませんでしたね。何なんですか?」
雫「振動空中火龍《エアリアルヴァイブレーションMK(マーク)・FIRE》。名前は私のお母さんがつけた」
碧「お母様、北山紅音氏が・・・そうですか。覚えておきます。ありがとうございました。あと・・・失礼なことを言って申し訳ありませんでした」スッ
雫「ん。別にいいよ。気にしてない」グッ
ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黛千尋(プロフ) - 私もこういう面白い作品が読めて幸せです! (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
黛千尋(プロフ) - 内容がとても良いので私は気にしません!ていうか、内容が良いのでミスの数カ所あっても仕方ないと思います (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
RENTARO(プロフ) - 黛千尋さん» またやらかしてしまいました (2014年12月13日 14時) (レス) id: dab23cb27f (このIDを非表示/違反報告)
黛千尋(プロフ) - 西部のガンマン3が二つありますよ! (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
RENTARO(プロフ) - 合計10000hit突破しました。ありがとうございます皆さんのおかげです。 (2014年11月30日 21時) (レス) id: dab23cb27f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RENTARO x他1人 | 作成日時:2014年9月10日 16時