第一競技6 ページ24
十文字「ああ。司波。ポジション分けは決まったか」
達也「はい。一年全員で決めました」
十文字「そうか・・・選手全員に渡しておいてくれ。最終日前日の自由行動日は作戦会議と練習に丸一日費やす。このことも伝えておいてくれ。」
達也「分かりました。では自分はこれで・・・」スッ
七草「待って達也くん」
達也「何でしょう」
七草「今日の行きのバスの事なんだけど・・・」
達也「あの狙撃兵たちの事ですか?」
十文字「ああ。司波、何か知っているか?」
達也「そうですね…俺の勝手な仮説ですがよろしいですか?」
十文字「構わん。今は信憑性よりも情報が優先だ」
達也「では・・・おそらく奴らは非魔法師集団『ナインマギーア』だと思われます。最初の狙撃兵と魔法師はただの捨て駒、ナインマギーアに所属はしていないと思われます。構成員はリーダー格のイザベラ・フーゲンベルクとアドロフ・リーデンヴァルド、そして特攻部隊『イェーガーズ』リーダーのエレン・ランゲルド。あとはざっと250人くらいでしょうかこれが俺の持っている情報です」
十文字「そうか・・・この件は俺たちが預かる。お前はもう部屋に戻れ」
達也 「分かりました。失礼します」
ガチャッ
A「よっタッツー」
達也「Aか。早く部屋に戻って寝た方がいいぞ。明日に備えろ」スタスタ
A「何でナインマギーアが非魔法師か知ってる?」
達也「・・・聞いていたのか」ピタッ
A「たまたまだよ。で、その理由が人体実験のせいだよ」
達也「人体実験・・・?それが魔法と何の関係があるんだ」
A「ナインマギーアの連中の家系をたどるとほとんどが高度な研究者たちばっかなんだよ。しかも魔法師。でも奴らには魔法敵因子は見られない。親たちからしたら「魔法師の家系のくせになんで魔法が使えないんだ!」ってなるワケで。だから魔法に負けず劣らずの能力を植え付けてやろうって考えたわけだ」
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黛千尋(プロフ) - 私もこういう面白い作品が読めて幸せです! (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
黛千尋(プロフ) - 内容がとても良いので私は気にしません!ていうか、内容が良いのでミスの数カ所あっても仕方ないと思います (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
RENTARO(プロフ) - 黛千尋さん» またやらかしてしまいました (2014年12月13日 14時) (レス) id: dab23cb27f (このIDを非表示/違反報告)
黛千尋(プロフ) - 西部のガンマン3が二つありますよ! (2014年12月13日 14時) (レス) id: 5cf3fc67b6 (このIDを非表示/違反報告)
RENTARO(プロフ) - 合計10000hit突破しました。ありがとうございます皆さんのおかげです。 (2014年11月30日 21時) (レス) id: dab23cb27f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RENTARO x他1人 | 作成日時:2014年9月10日 16時