魔法闘技 魔法科高校の劣等生

第53回魔法闘技1 ページ16

長野県


魔法闘技会場


A「ここでやるの？」


達也「ああ。そうだ。面積としては九校戦の会場と同じくらいだな」


レオ「試合内容は決まったのか？」


達也「はっきりとは知らない。だがアメフトがあるそうだ」


A「来たぁーッ！！」


深雪「テンション上がり過ぎよ。A」


七草「第一高校の皆さーん。ホテルに荷物を置くからついてきてくださーい」


「「「はーい」」」


ｽﾀｽﾀｽﾀ


「第一高校って言っても強いのは2，3年だけだろ？」


「ち、ちょっとやめなよ・・・」


「いいじゃねえかよ玲。なあ碧人？」


碧人「・・・さあね」


達也「ん？」


レオ「なんだぁ？」


エリカ「お前たち馬鹿にしてる？」


「お前たちは・・・ああ！第一高校の一年生たちか！これは失礼。俺は・・・十九浦海斗だ」


達也(十九浦・・・百家本流か)


羽風「わ、私は羽風玲です。よろしくおねがいします・・・」


碧人「結城碧人・・・」


エリカ「で？なんか弱いって聞こえたんだけど？」


海斗「そんなに気にするなよ。例年と比べて！だ」


幹比古「・・・達也行こう」


達也「ああそうだな。行くぞみんな」


ｽﾀｽﾀ


達也「十九浦。聞いての通り百家本流だ。十九浦家は空気を操る魔法に優れている確か・・・エアマジックと呼ばれているそうだ・・・とは聞いているが九校戦に出ていなかったな」


レオ「あの後ろにいた二人もだぜ」


雫「あの羽風って女の子。羽風玲は風を操る魔法に優れている羽風家の長女」


深雪「結城碧人については知りませんが・・・あの二人と行動を共にしているということはかなりの実力者でしょう」


幹比古「にしても感じ悪かったね」


美月「はい。私も少しムッとしちゃいました」


ほのか「試合で見返してやりましょう！」


A「そだね」


七草「一年生の男子はこの部屋で、女子はこっちの部屋です。立食会は今から３時間後の午後４時です。それまでゆっくりしてね」


「「「はい」」」

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