43. セキュリティカード ページ43
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今日ずっと静かだった松本さんの突然の登場に、
びっくりして固まったままでいると、
松本さんは、私の手首をつかんだままで、こう言った。
「明日、夜中に会社に来るんでしょ？」
「はい。そういうことになりましたね。」
「夜中に会社に入る方法･･･知ってる？」
そう言われて、ハッとした。
「いえ･･･」
「もう･･･翔くん、夜中に来いって言うだけ言っていなくなっちゃったからさ･･･説明しとかないと入れないじゃんって思って。で、ふとそれに気付いて追っかけてきた。」
そう言った松本さんは、昨日までのめんどくさい松本さんじゃなくて(笑)、ふんわりした優しい笑顔を浮かべていた。
「あ･･･すいません。わざわざ･･･。」
私がそう言うと、
「そもそも、深夜だとゲストカードじゃ入れねーの。」
って、私の首にかかったままのネックストラップを外すと、
「今日ね。新しいカードが出来上がってきて、月曜でいいかと思ってたんだけど･･･」
って、この前と同じように、新しいセキュリティカードが入ったネックストラップをかけてくれた。
「あ･･･ありがとうございます。」
一応私がお礼を言うと、
「こっち来て？」
そう言って、
私の手を引いて正面玄関から少し離れた出入り口に連れてくると、
私の首から下がった新しいセキュリティカードを手にとって、
「土日と夜間はここからしか出入りできないから、ここにこのカードをかざして･･･」
松本さんが、説明どおりにカードをかざすと、
ピッと緑色のランプが点灯した。
「緑になったら入れるから。」
そう言った後で、
「動作確認も、完了！渡したカードが使えなかったら、元も子もないからね(笑)」
って笑った。
やっぱりなんだかんだ言って、この人癒し系だわ･･･
この前のが別人だっただけなんじゃ･･･？
そんなことを考えてたら、突然冷たい風が吹いてきて･･･
「あーーー、さーーみぃーっ！」
そう言って、
スーツだけの松本さんがブルッと震えたかと思ったら、
私をぎゅうっと･･･抱きしめた･･･。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
