42. お願いのポーズ ページ42
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部長のその問いかけに、
突然大声で叫んで立ち上がった部長の様子を伺っていた女の子たちが、色めきたった。
この人、口は悪いけど、イケメンだから･･･社内でも、ひそかに人気があるのは知っている。
「デートのお誘いなら、お断りします。」
もちろんデートの誘いだなんて思ってないけど、そう言った私に、
「いい度胸だな。デートじゃなくて悪いけど。」
そう言って臨戦態勢になった部長に、
「メンテナンス･･･ですよね？土曜の深夜の･･･」
負けずに臨戦態勢でそう答えると、
「おお。話が早くて助かるわ。作業は俺がやるとしても、社内規定で必ず立会人が必要なんだよ･･･」
空いてる席に目をやった部長に、
「でも、社員さんは二人とも病気でいない･･･っと。」
私が補足をすると、
「頼むっ！もちろん、深夜残業・休日出勤両方付けてくれてかまわないから！」
本当に困っているらしくて、めずらしく両手を合わせてお願いのポーズをしてきたから、
「･･･いいですよ。仕方ないでしょう。この状況じゃ･･･」
そう言って承諾すると、
「助かったー･･･今回逃すと、大分先までできねーから･･･」
ってホッとした顔をした後で、
「メンテナンスは2:00〜3:00の予定だから、明日、終電で来てくれる？じゃ、よろしく！」
必要なことだけさくっと伝えると、財布片手に出て行った。
『今日も残業か･･･』
そんな部長を見送って、忘れる前に･･･と携帯にスケジュールを登録すると、
「お先に失礼しまーす。」
誰もいない情報システム部の島ではなく、
他の社員さんたちに挨拶をして、
コートを羽織って会社を出た。
途中でトイレに立ち寄り、化粧直しをして、
エレベーターで下まで下りると、
エントランスの扉を出て少し歩いたところで、
急に後ろから手首をつかまれた。
「えっ！？」
びっっくりして振り返ると、
私の手首をつかんでいるのは松本さんで･･･
「あーよかった･･･間に合った･･･」
そう言って、肩で息をしていた。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
