41. 嫌な予感 ページ41
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結局、何のために社長室に呼ばれたのかも分からないまま、
「Aちゃん、ありがと。これから翔ちゃんと打ち合わせがあるから･･･」
さりげなく退室を促された私は、
『またあそこに戻るのか･･･』
ちょっと重い気持ちで席に戻ったけれど、
来客なのかなんなのか、松本さんはもうそこにはいなかったから、
『今のうちに片付けちゃおう。』
今がチャンスとばかりにどんどん手持ちのタスクに対応していった。
そして、そのまま時間は経ち、気が付くともう定時。
私はそそくさと会社を後にした。
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次の日も、若干重い気持ちで出社したものの、
松本さんは特にちょっかい出しにくることはなくて、
『気まぐれだったんだ(笑)よかった！』
心の底からホッとして、その日のタスクをこなした。
相変わらず、トイレでは私と松本さんの名前が頻繁に聞こえてきたけれど、
もう、口を挟むのも面倒で、人がいなくなるまで個室に閉じこもっていた。
そんなこんなで今日もあっという間に時間が過ぎて、
今日のうちにやっておきたいことを片付けてたら、定時を少し過ぎていた。
それから、いつものように日報を書いていると、
「しかし･･･あいつら一体なんなんだ？」
突然部長がそう言ったのを聞いて、
「あいつらって誰ですか？」
私が反応した。
私を呼んだわけじゃないのに、私が反応したのには理由がある。
「一人はノロ、一人はインフルエンザ･･･呪われてんのか？」
大きなため息とともに、部長がそう言った。
そう。
マネージャーは、お子さんが幼稚園から持ち帰ってきたノロをもらい、
高遠くんはインフルエンザだと知らずに彼女の看病に行き、まんまとそれをもらったらしい。
「この時期、どっちも流行ってますからね。」
つまり、この島にいるのは、部長と私だけで、
名前を呼ばれなくても、私に話しかけたことは明らかだった。
「ああああ！」
すると、突然めずらしく部長が大きな声を上げたから、
「どうしたんですか？」
キーボードを叩きながら、チラリと横目で部長を見ると、
部長は立ち上がって、私をじっと見てた。
その視線がいつもと違うことに気付き、
日報を送信して、パソコンの電源を落とし、
「え？なに？なんですか？すごい嫌な予感がするんですけど･･･」
って部長を見ると、
「天野･･･おまえ、明日の夜･･･ヒマ？」
まじめな顔で、そう言った。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
