34. 女の子という生き物 ページ34
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何が危険って･･･別に、この人が“自分のことをどうにかしようと思ってるんじゃないか･･･”なんて、警戒してるわけじゃ、ない。
イケメンでこの雰囲気、さりげない仕草やこのお店の選択。
この人、多分、すっごいモテる。
きっと、社内にも彼に想いを寄せている子がたくさんいるんじゃないか、って･･･そう思った。
そう思ったら、初日に総務の子が見せた不自然な行動にも、納得できた。
よくよく考えたら、普通、ネックストラップをわざわざ首になんてかけてくれたりしないよね。
はいどうぞ、って渡して終わりでしょ？
そんなことを自然にやってしまう彼を、私はとてつもなく危険だと思った。
誰にでもしてるんだと思う･･･だけど、誰にでもしていることでも、
女の子っていうのは「自分だけにして欲しい」生き物だ。
働き始めて早々、女の子たちの色恋沙汰のしがらみに巻き込まれるなんて、超勘弁。
そう思った私は、「社内で一番癒し系」だと思っていた彼と、なるべく距離を置くことを決めた。
私がそんなことを考えてるなんて、気付きもしないだろう彼は、
ランチを食べながらいろんなことを話してくれた。
「翔くんがなんであんな態度なのか、分かった？」
「あ･･･はい。歓迎会で、マネージャーと高遠くんが教えてくれました。」
「そっか。あの人、すっげぇモテんの。しかも、本当はすっごい優しいんだよね。だから、素のままだとみんな惚れちゃって、仕事になんないの(笑)」
「なんか、想像のつかない世界ですけどね。私には。」
「え？そお？上司がイケメンで優しかったら、好きになっちゃわない？」
「うーん･･･私は、イケメンかどうかより･･･声とか雰囲気に惹かれるタイプなので･･･」
「そっか。Aちゃんは、声フェチか。」
いつの間にか、下の名前で呼ばれてるし･･･。
ま、社内で呼ばれることはないだろうからいっか･･･。
そうして、「この職場の感想、聞かせてください」なんて言っていた割に、
ほとんど松本さんがしゃべってた気がするわ･･･(笑)
そんなこんなでランチを食べ終わった私たちが社内に戻ると、
『そうだった･･･あー･･･』
さっきあれほど警戒してたにもかかわらず、
うっかり一緒に戻ってしまった私たちを、
女の子たちがチラチラと見ていることに気が付いた。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
