26. 口ごたえする権利 ページ26
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「･･･言うなぁ･･･」
こんな寒い空気にした張本人のマネージャーが、
ヒュー♪って口笛を吹いて、そう言うと、
「櫻井さんに口ごたえする女性って、初めてじゃないっすか？」
って、高遠くんがあっけらかんと言った。
「ちょっと！私、別に口ごたえしてないよ(笑)」
「してるって(笑)だって、今までの女性って、赤くなって頷くか、涙目でうつむくかのどっちかだったし(苦笑)」
「･･････(苦笑)私、自分の意見を口にしただけだよ？」
もしかして、生意気だった？って少しだけ心配になった私が、一瞬考えて、
「生意気だったらすみません。」
部長に向かってそう言うと、
「え？いや。別に、いいんじゃねえ？自分の意見を言うのは大事だし。」
ってなぜかニヤリと笑ったから、ここぞとばかりに
「今の聞いた？口ごたえする権利、もらった！」
高遠くんを見て確認すると、
「おい！やっぱり口ごたえなのかよ！」
って部長が吹き出したから、
さっきまでのちょっと嫌な空気はすっかりと流れて、
私たちはまた楽しくお酒を飲み始め、
あっというまにお開きの時間になった。
お店を出て、今日もまた支払い担当だった櫻井部長にお礼をいい、
歓迎してくれた他の二人にもお礼を言うと、
「まだ飲み足りなかったら二次会するけど、どうする？」
マネージャーがそう言ってくれたけど、
「たっぷり飲んだので、大丈夫です！」
そう言って丁重にお断りした。
マネージャーと高遠くんは二軒目に行くといい(結局自分たちが行きたかったんじゃん 笑)
ばいばーいって肩を組んで夜の街に消えていった。
残された私が、会社に戻るという部長に、
「じゃぁ、月曜日もよろしくお願いします♪」
そう言ってお辞儀をして、駅に向かって歩き出すと、
「どーせ方向同じだし。」
部長は私と並んで駅まで一緒に歩き出した。
駅までの道中、櫻井部長とは特になにかを話すこともなく、
ただ黙って二人で歩いた。
地下鉄の入り口に着くと、部長は、
「じゃな。気をつけて帰れよ。」
そう言って片手を上げて、
くるりと振り返り会社の方向に歩いていったから、
私はそのまま階段を降り、
金曜の混雑している地下鉄で、家に向かった。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
