VIXXとの恋。~短編~

VIXX__KEN ~少し怖い彼~ ページ14

私、地味子は屋上の景色が好きです。

KEN 「なにしてんの？」

あなた 「！！！」

KEN 「そんなにびっくりする？」

あなた 「ごめんなさい話しかける人なんて居ないから。」

KEN 「たしかにお前…」


クソ地味だもんな。


あなた 「わ、私に近づかない方が…」

KEN 「周りの目ばっか。」

あなた 「…でも、ホントのこt」

KEN「今日放課後残れ」

あなた 「え？え！？ちょっとまって！」

KEN 「なに？聞こえな〜い。じゃあね。」

私、なにか悪いことしたかな？

何されるんだろう。


ガラガラ。


あなた 「……！！」

KEN 「…笑またビビってる。僕のことそんなに怖い？笑」

あなた 「いや、だって今日だって何するか。」

KEN 「言っとくけど今日お前に権限ないからね？ほら、行くぞ、」

あなた 「…あ、うん。」
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あなた 「え、」

KEN 「やっほ、RAVIさん。」

RAVI 「あ、KENじゃん！！久々。」

あなた 「…ね、ねえ。ここってなに？？」

KEN 「俺の言う事聞いてろ。」

RAVI 「じゃあ始めるよ？まず洋服から。次に髪！そしてメイク！」

RAVI 「完成！」

あなた 「これ、魔法？…すごい。」

RAVI 「見とれてるよ笑あの子いい逸材だね。」

KEN 「綺麗だったんだ、あいつの真っ直ぐな笑顔とか後ろ姿が。」

RAVI 「お前がそんなこと言うなんて。めっずらしい笑」

KEN 「…あ？なんか言った？？」

RAVI 「うそうそ笑」

KEN 「おいお前。」

あなた 「うわぁ、この洋服可愛い。笑」

KEN 「…おい！あなた！」

あなた 「はい！なんでしょう？」

KEN 「帰んぞ」

あなた 「あ、着替えてくる」

KEN 「それ着てていい。」

あなた 「どういう…」

KEN 「なんか文句ある？？？」

あなた 「ううん！ない！」

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KEN 「どっか行きたいとこは？」

あなた 「え？？？」

KEN 「今日付き合ってもらったから。」

あなた 「ん〜、屋上！」

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あなた 「すごい…綺麗。」

月で照らされた街が

宝石のように輝いて

言葉に出ないくらい綺麗だった。


KEN 「…いい笑顔じゃん。あなた。」

あなた 「ねぇ、あなたも見てみなよ!!!」


パシャ。


あなた 「……？」

KEN 「……笑」

あなた 「………笑笑」

パシャ








月で照らされた

あなたの後ろ姿

あなたの笑顔

俺には1番綺麗だ。

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