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けたたましい爆撃の音に
男たちの勇猛なる叫び声が聞こえる
それだけではない
『キリがないなッ』
尋常ではない程の呪霊を祓いながら
走ること10分
目的地の場所へとついた
『ここ、網走監獄かッ！』
呪霊が多い理由がやっとハッキリした
私がいつ目覚めるか分からない
だかた杉元たちは今日、のっぺらぼうに会いに行ったのだろう
『牛乳、私の傍を離れるなよ』
【ニュウッ！】
監獄から漏れ出てくる呪霊の気配と
‘’アイツ‘’の気配
しかもなぜか第七師団の兵隊までいる
アシリパには杉元がいるから大丈夫だろうが・・・
そんなことも言える状況ではない子は確かだ
壁を飛び越え中に入ると
死体がゴロゴロと転がっている
銃弾の跡からして
人間にやられたのだろう
監獄の中も血だらけ死体だらけ
これまた派手にやったものだ
『・・・これ、囚人か？』
良く見てみると房が全て開いている
『一斉開房装置・・・』
歴史書で読んだことはあったが
網走監獄にあったなんて・・・・希少だ
「貴様ッ！そんなところでなにをしている！」
『ッ！！』
後ろを向くと兵士が銃を片手に
私に歩み寄ってくる
「早く鶴見中尉の元へ行かんか！」
やはり鶴見も来ていたか
『す、すみません！
鶴見中尉が何処にいるのか分からなかったもので』
「西の・・・お前、その軍服、」
兵士が言い終わる前に
回し蹴りをして吹っ飛ばす
『西だから・・・こっちだな』
手荒な真似すぎるが致し方がない
だって状況が状況だもんな！
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ミンミンゼミ(プロフ) - 山猫さん» コメントありがとうございます。体調は徐々に良くなってきましたがワクチンやらなにやら打つためまた悪くなりそうです・・・(笑) 面白いと言ってくれてとても嬉しいです(^▽^)これからも更新していきますのでよろしくお願いしますm(_ _"m) (2021年7月30日 17時) (
レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - とても面白いです、ゆっくりで良いので体調に気をつけながら書いてください。更新楽しみにしてます！ (2021年7月26日 22時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンミンゼミ | 作成日時：2021年4月22日 8時
