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「次は私から質問するばんだ」
「あぁ、そういう約束だったね」
この空気は非常にまずい
聞きたいことだけ聞いて早くここから出なければ
「・・今の元号は?」
「明治」
「ここはどこだ?」
「第七師団の兵舎だ」
第七師団といえば
北海道に置かれていた師団の名前だ
東京は第一師団
四国は第十一師団だったはずだ
ということはここは北海道という事になる
しかも明治
今まで考えてきたことと辻褄が合う
「・・・蘆屋という男を知っているか?」
「蘆屋?
残念だが知らないなぁ
その人のことは覚えているようだね」
「・・・・・」
嘘は、ついていないようだ
という事はひぃじいちゃんの中尉は
鶴見ではなかったのか
「もう質問することは無い
手錠を外してくれ」
「それはできない
医務室でのあの身のこなし
普通の人間ができるものではないっ!
その服も、見たことがないものだ
君にはまだまだ聞きたいことがある」
「は、はぁっ!?
聞かれたことは答えただろ!」
「誰が質問は終わりだと言ったかな?」
「なっ」
この男、五条よりも
性格がねじ曲がっている気がする
「月島、こいつを‘’取調室‘’へ連れていけ」
「おいっ」
口に布を挟まれ
強引に身体を引っ張られる
「ひゃなせーっ!」
「静かにしろっ!」
ガンッと強く頭を叩かれる
「いっ」
なんにもしてないのに
なんでこんな目に合うんだよクソが
(あぁ〜クソ)
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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時