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気配に近づけば近づくほど
呪力波が濃くなっていく
(ここらへんじゃないか・・?)
キョロキョロと辺りを見回していると
また爆発音がする
(早くしないと・・・)
そう、辺りを見回している時だった
ブルルンッと言う馬の泣き声に
一人の爺さんが刀を持ち上げているのが目に入る
(何やってんだ?)
そう眺めていると
「土方歳三!!!!」
という声と銃声が響く
あの声、間違いない
鶴見中尉だ
しかもあの有名なバラ餓鬼
(土方歳三が北海道にいるなんて)
馬に乗った土方は颯爽と走り去り
鶴見は似合いもしない帽子をかぶり
その場を後にしようとする
が
(いやいやいやいや)
べったりと鶴見に
呪霊がくっついている
しかも私が感じた特級だぞ
何故殺されない?
なんで無事のままでいるんだ
前に会った時はあんなの引っ付けていなかった
今話しかければ絶対捕まる
だがそれが助けない理由になるのか?
いや、でも普通に人殺そうとしてきたやつだしな・・・
しかも取調室で大分酷いことされたし
あいつはああいう運命だったんだ
そう、
あいつはああいう運命だったんだ
「おい」
「おや、君は」
でも、
そんな理由で助けないわけにはいかないんだ
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山猫(プロフ) - とても好きです面白いし最高です。 (2021年7月26日 17時) (レス) id: 182d2e66db (このIDを非表示/違反報告)
ミンミンゼミ(プロフ) - お粥??さん» コメントありがとうございます。うまく文章が書けてるか心配ですがそう言っていただけて嬉しいです! (2020年12月17日 8時) (レス) id: 0fbf39fe02 (このIDを非表示/違反報告)
お粥??(プロフ) - とても面白いです!これからも無理をしない程度に頑張ってください (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cc28a00da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンミンゼミ | 作成日時:2020年12月16日 13時