きっと、ぜったい、だいじょうぶ。ふぃふす。【榎i木l淳i弥】 (ページ49)

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まぁそこだよなーと思って目線が少し泳ぐ。目の前の信号機が黄色くなり、正面からの車が途切れ出す。

「そういうシチュエーション、どれだけ撮った？」

「…ざっと2種類」

「あーやだ。」

いやか～～～とウインカー通り右にハンドルを切る。矢印信号が右を示しているのを確認してからのことだ。

「…………」

「…榎木さん、私榎木さんのことちゃんと好きですよ。」

「…どれくらい」

「人生で初めてこの人とずっと一緒にって思えたんですよ。」

「…」

「…帰ったら、ちゃんとお話しましょ。美味しいご飯と一緒に。」

「…ん。」

よっしゃ機嫌直った～！！！！！！！！！

恥ずかしいけど言ってよかった、と軽く胸を撫で下ろす。危ない。マジで。喧嘩とかにしたくないもん、いやだよ、この人とそんなことしたくない。

「カツ丼食べたい」

「今からですか！？」

うーん、喧嘩と言うより、ほんと、なんか色々含めてちゃんと話し合った方がいいかもしれないや。