★☆鬼滅の短編集☆★〜その弐〜

犯人は誰？！　続き ページ28

*



犯人捜しで大事なのは、特徴。


私の証言はこれ！



・気配の操作が上手い。

・聞いたことのある声、口調。しかし声を少し変えている可能性あり。

・背が高い。

・女の人の扱いがなれてる。




こんな感じ。



私達は始めに柱の人達に聞くことにした。


一応女の人にも。






しのぶ「昨日の夜、何をしていたか……ですか。」



『うん。』



実弥「教えてくれねェかァ？」



しのぶ「そうですね……夜遅くまで薬の調合をしていました。アオイに聞いてみるといいですよ。」



『そっか、ありがとう！』



実弥「次行くぞォ。」



しのぶ「ちょっと待ってください。なぜそんなことを聞くんですか？」



『あ、それはいろいろあって……』



実弥「悪ィな。また今度話す。」



しのぶ「そうですか。では。」




もちろんしのぶちゃんはやってない。


それに証人がいる。


はじめからしのぶちゃんは絶対やってないって思ってたけど。




実弥「次はァ……ちっ、冨岡かよォ。」



『そういうこと言わないの。冨岡さんだって実弥と仲良くしたいんだから！』



実弥「あいつと仲良くなるとか一生無理だァ。」



『まったくもう……ほら、行くよ！』






義勇「昨日の夜？」



実弥「何してたんだァ？」



義勇「寝ていた。」



『成る程。寝てたのか……』



実弥「じゃァ行くぞ。」



義勇「ちょっと待て。ｽｯ お萩だ。」



あ、これはまずい。



実弥「ﾋﾟｷﾋﾟｷ」



『ちょっ実弥！落ち着いて！えっと冨岡さんはお萩しまって！』




２人を何とか宥めて、次の聞き込みに行った。



ーーー



小芭内「昨日の夜何をしていたか？」



『うん。教えてほしいんだけど……。』



小芭内「任務だったな。雑魚鬼だが。」



実弥「伊黒は任務か……。」



小芭内「なぜそんなくだらないことを聞くんだ？」



『ちょっといろいろあってさ……じゃまたね！』



実弥「じゃあな。」



小芭内「？」



伊黒さんは任務か…。次は…


ーーー



行冥「南無……昨日の夜……。」



実弥「はい。悲鳴嶼さん、何してたんですかァ？」



『(さすが、実弥、敬語！)』



行冥「昨日の夜は鍛練と継子に稽古をつけていた……。」



『そうですか……ありがとうございます！』



行冥「なぜそのようなことを聞くのだ。何かあったのか？」



実弥「いや、何でもないです。ありがとうございます。」



『(実弥の敬語をカッコいいと思ってしまう……。)』

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