私得な短編集[あんスタ]リクエスト募集中！！！ (ページ8)

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守沢千秋. いつもどこかにページ8

千「おうA、おはよう！今日も元気か！？」

私「おはようございます！元気ですよ！」

千「そうかそうか、元気が何よりだ！今日も大好きだぞっ★」

そう言って抱きついてくる千秋先輩…を私は突っぱねる。

私「やめて下さいっ…ではまた！」

千「ん…最近Aが冷たいな。前までは普通に受け入れていたのに」

翠「瞬発力が上がっただけじゃないですか…？」

千「それはどういうことだっっ！？」

翠「耳元で叫ばないでください…鬱だ、死にたい…」

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いやぁ…千秋先輩のあれは本当心臓に悪い。

愛してるとか言って抱きついて来たりして、意識しない筈がない。

好きな人なんだから。

私「本人は無意識だろうけど…それならもっと性質が悪いな」

できるだけあの人には、会わないようにしよう…

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千秋先輩を避けるようになってからというもの、毎日が味気ない。

いつもの大きな声が、温もりが、笑顔が、
私の日々にどれだけの意味をもたらしていたか思い知らされた。

私「千秋先輩…」

会いたいよ…

千「A！」

貴方は、会いたいって名前を呼んだだけで来てくれるんだね。

まるでヒーローだ…
いや、もうそうなんだよね。

千「久しぶりだな！最近会えてなくて寂しかっ…A？」

気づいたら私から千秋先輩に抱きついていた。

私「千秋先輩、大好きです」

千「ん…、あぁ、俺もだ」

私「愛してますよ？likeじゃなくてloveですよ？」

千「分かってるぞ？A」

本当に分かっているのだろうか。でもまぁ、いいや。

いつもの大きな声が、温もりが、笑顔が、
そこにあるだけで今はいいんだ…