番外編12:逆ハーなんて聞いてねぇよ ページ38
今の私の顔は素晴らしい程の苦笑いだろう。
多分今の苦笑いなら世界狙えるよ←
ファ「ねぇA、俺と生涯を共にしよう。」
ア「はぁ?!お前馬鹿だろ?!Aは俺の
もんだよ!!」
乱二「アイガ、お前こそ馬鹿か?!Aは
お前のものじゃねぇ俺のだ!!」
ほら、察しの良い人には分かったんじゃない
かな…はは。
そう、今私は何故か逆ハー状態だ。
ここまでくると気持ち悪い。
おまけにこの逆ハー病に罹っているのは
ベイクルーズで戦った人物達。
そんな奴らが私の家に大集合!
これは一大事!敷地はあるけど心の余裕は
無いよ!
「ねぇ、邪魔臭いしシツコイから帰って。」
ラ「ゴメンなA、それは俺っちも嫌だ。」
意見をすると背後から声がした。
見ると野性味溢れるラバン君、お前いつから
そこに居たよ?
カ「おやおや、珍しく話が合いましたね〜!」
ジャ「その様だな。」
王子様達(笑)、目障りだわ←
「はぁ、君達ホント何しに来た?」
フ「お前に会いに来た。」
ス「好意を抱いている相手に会いに行くのに
意味は無いかと。」
あらイケメン、とはならないで冷えた目で今
返事した二人を見る。
否、睨む。
「あぁ久々の休日なのに…、君達のせいで
台無しだよ。」
思った事を口にすると横からまた声がした。
ア「そうだ、そうだ!」
ホ「お前らのせい。」
ホウイ…貴様やっと口を開いたと思ったら…。
てか、今の言葉可笑しいからね?
フブキとスオウだけじゃ無いからね?
君達もだからね?
ラ「あー、もう煩いよ!Aは〜…俺っち
のもんの!」
部屋にその言葉が響いたと思ったら急に首に
腕を回された。
ヒュと変な声を漏らし、その腕の持ち主を
見るとファイせんせー。
どうやらさっきのラバンの言葉がスタートの
合図となった様だ。
「え、ファイ?え?」
ファ「俺のA…やっと捕まえたよ。」
その言葉を聞くとゾッと何かが背中を這う感覚
がした。
フ「おい、Aから離れろ!」
カ「どうかと思いますよー?」
ホ「…。」
殺気を含む言葉が耳を通る。
「あのファイ、暑いからさ離してくれw」
ファ「ん?嫌だよ?」
「」
文句を言えば笑顔で跳ね返される。
こういうのに慣れてない私は笑って誤魔化す
ことしか出来ないみたいだ。
ジャ「余のAだ!」
凛とした、または威勢のある声。
見ればキリッとした顔のジャン王子様(笑)。
あらー、救世主ー。
そんな事を思っていたら手を引かれた。
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美桜(プロフ) - 楽しかった〜〜^^さすがエメラルド様っ!!世界観にひきこまれるんですよね〜〜スゴイなぁ、これからも頑張ってください♪ (2018年11月9日 15時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» 有難う御座います!あの…遠回しなリクも…有難う御座います← (2018年11月3日 16時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - エメラルドさん» そんなの悲しいですよ!?エメラルドさんの書く自傷型ヤンデレのフブキくんが見たいと思っているのに……! (2018年11月1日 1時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» その様なことを言って頂けてとても嬉しいです!いやー、リスナーさん居なかったらもう失踪してるかもしれないですw← (2018年10月27日 20時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - DVシスコくんめちゃめちゃ好きです!!!書いてくださってありがとうございます!! (2018年10月26日 2時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
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