番外編7:リク消化戦 ページ33
A「フブキ、今のシュートフォームは綺麗だったよ。」
嬉しそうに目を細めるA。
フ「！ありがとうAさん！」
それにつられて笑うフブキ。
そして蚊帳の外な俺。
あぁ、胸の辺りが締め付けられる。
とても気分が悪い。
A「あー、堅い、堅苦しい、さんやめろ
敬語も抜きね、オケ？」
そんな俺には追い討ちがあったようだ。
このAの一言で俺の不快度はさらに
上がったと思う。
フ「唐突ですね…。」
こんなことを言っているフブキも満更ではない
みたいだ。
仄かに頬が赤い。
A「やらなきゃ練習見てやらないよ？」
微かにドヤ顔をしてそう発したAはチラリ
とフブキの方を見た。
フブキもムッとしている。
何だ？何を見せられているんだ？
いや、正確に言えば見ているのは俺の自由
なんだが…こう…フブキが羨ましい。
俺だってAと居たいのだが、このところ
フブキといつも一緒に居る気がする。
羨ましいというか…妬ましいというか…。
そんなことを思っているとフブキがAに
近付いた。
フ「…Aそんなこと軽々しく言わない方
が良いぞ…相手を期待させる。」
俺は目を見開いた。
全く予想していなかった言葉がフブキから出て
きたからだ。
そしてAの手を取り握る。
流石にAもそのフブキの意外な行動で
焦っている様だ。
A「…フブキ？急にタメでさんを付けない
で話す何てさ、流石だね…！」
どうしたら良いのか分からないで頬を赤らめて
いるAを見た瞬間、俺はその二人の元へ
足を運んでいた。
そこでやっと理解した。
どうやら俺は嫉妬していた様だ。
「フブキ、少しAを借りて良いか？」
急に声を掛けられてビックリしている二人。
フ「あ、大丈夫です。」
「んー、何の用？」
そんなことを言いながらフブキの手と自分の手
を解き、こちらに寄ってくるA。
「あぁ大事な話だ、部屋を変えて話そう。」
そう言って人気の無い部屋に入った。
A「で、大事な話って何かね。」
いつもの調子で話し掛けてくるA。
もうそれがフブキとの差を感じてしまって
感情が抑えられなくなった。
「俺はAが好きだ、その…嫉妬した。」
今の俺の顔はそれこそ紅に染まっている
だろう。
チラッとAの方を見ると頬を赤らめている
ことに気づいた。
思わずフッと笑って
「お揃いだな。」
なんて言ってしまった。
________________________________
…うん←
ラッキーミュージック
ECHO
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美桜(プロフ) - 楽しかった〜〜^^さすがエメラルド様っ！！世界観にひきこまれるんですよね〜〜スゴイなぁ、これからも頑張ってください♪ (2018年11月9日 15時) (
レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» 有難う御座います！あの…遠回しなリクも…有難う御座います← (2018年11月3日 16時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - エメラルドさん» そんなの悲しいですよ！？エメラルドさんの書く自傷型ヤンデレのフブキくんが見たいと思っているのに……！ (2018年11月1日 1時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» その様なことを言って頂けてとても嬉しいです！いやー、リスナーさん居なかったらもう失踪してるかもしれないですw← (2018年10月27日 20時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - DVシスコくんめちゃめちゃ好きです！！！書いてくださってありがとうございます！！ (2018年10月26日 2時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
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