【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ15)

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13話イスカンダル一族の能力ページ15

一見は普通の美女だと思うけど顔立ちを見れば一目瞭然...すぐに分かってしまうからね
世界政府と聖地マリージョアに住んでいる天竜人は凄く恐れていたし、ハンコック達の過去を聞いた途端、物凄い怒りが込み上げてきた

「まさか、Aの母上はイスカンダル一族の人間なのか？」

ハンコックの問いかけに私は無言のまま頷いた
あっ、これも言い忘れてた！

『それと...言い忘れていたけどもう一つ言いたい事があってね』

「何じゃ、A」

そう...この事を知っているのは家族と義理の兄弟達
そして...20年前の出来事を全て教え、影で私を守ってくれたガープ中将
ガープ中将はセンゴク元帥に言ってなかったのが幸いだ

『もう一つ秘密があるんだ。それは...イスカンダル一族の人間にしか使えない能力があってね。その事を話そうと思ってさ』

「「「能力？」」」

この事は家族と義理の兄弟とガープ中将以外には全く話した事ないから他の人に話すのは初めてだけどハンコック達は信用できるから話す事に決めた
まあ、ハンコックに話しても問題はないし
ましてや話す気などなさそうだと私自身で判断した

「Aは悪魔の実の能力者なのか？」

『確かには私は悪魔の実の能力者だが、それではなくイスカンダル一族にしか使えない能力だ』

「元々ついておる能力か？六式や覇気とかではなくてか？Aは何でもできるからな」

まあ...六式や覇気は全て使えるけどね(苦笑

『ﾌﾌｯ)ありがとう。それは限られた人しか知らないんだ。私が持つ能力は家族や義理の兄弟、10年前にお世話になったガープ中将しか知らない。その前に両親から誰にも言うなって言われてたからね』

「そうなのか。その能力は一体なんなのじゃ？」

まあ、この事は実は私もあまり知らない
まだ子供だった私にお母さんが言っていたけど...あんまりよく覚えてなかった

『私もあまり詳しくは知らないんだけど怪我を治したり、瀬死の状態なのに健康の状態に戻せたり、病気とか治せる【ホーリーヒーリング】。物を瞬間移動させる事ができる【テレポーテーション】。一部の記憶を消す事ができる【メモリーイレーズ】。身代わりを出す事ができる【ダミー人形】。それと寝てる時に見る夢...【予知夢】くらいだね』

正直こんな事話したのは初めてだ
小さい頃、お母さんとお父さんに決して人に話しちゃ駄目だって言われた
もし色々な場所でこの事を話したりでもしたら何処かで私がイスカンダル一族の末裔だとバレてしまう可能性が高い