【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ13)

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11話イスカンダル一族の末裔ページ13

『ありがとう！ハンコック！(微笑』

微笑みながらお礼を言うとハンコックはまた顔を赤くした
フフッ...顔を赤らめるなんて可愛いじゃないか(笑
そして数分後、女ヶ島に到着した後は湯浴み
ハンコックと私、そしてハンコックの妹・サンダーソニアとマリーゴールドの四人で入ってます
ちなみに二人の事はソニアとマリーって呼んでるよ？
何でって？二人にそう呼んで欲しいと言われたからね

その後、湯浴みしている時にハンコックが自分の過去を話してくれた
聞いてる私でさえ辛い話で話さなくてもいいって言ったんだけどハンコックは私に「友達だから全て話す」と言ってくれた
だから私も秘密をハンコック達に知って貰う事にしたのだ

「A、話とはなんじゃ？」

『三人共、さっき言いたくなかった過去を話してくれたよね？だから私もハンコック達に私の秘密を知って欲しいんだ』

「それはまことか！」

まぁ、驚くのも無理はないと思う
私の秘密を知ってる人間は限られてるし

『この秘密を知ってるのは家族だけ。他の人達は絶対に知らない。だから...これだけは絶対に言わないで欲しい』

「当たり前じゃ！そうじゃな、サンダーソニア！マリーゴールド！」

「「当たり前です！姉様！私達はAを信じてますから！」」

念の為に言わないで欲しいと伝えるとハンコックが当たり前だと言っており、ソニアとマリーも私の事を信じてると言ってくれた
この三人はなんて優しいんだろうね...

『三人共、ありがとう！じゃあ、話すよ...誰にも話した事がない秘密を_________________________________私は天竜人が最も恐れている一族で神殺しと呼ばれている_______________________________________【イスカンダル一族の末裔】なんだ』

私がイスカンダル一族の末裔だと明かすとハンコック達は驚いた表情
やっぱり...知らない人間はいないだろう
ソッと目を伏せているとハンコックが口を開く

「............A、よく話してくれたな。ありがとう」

『お父さんとお母さんは優しくて強かった...修行だって楽しかったし、家族で仲良く過ごしてた...あの頃は本当に楽しかったよ...でも20年前に起きたあの事件が原因でお父さんは私を庇って殺され、お母さんも死んだ...』

両親が殺された後、涙を流す事はあまりなかった
むしろ家族を殺した奴等を殺したいと言う気持ちが強かった...
そして私は両親を殺した奴等を見つけるまで二度と涙を流さないって心から誓ったのに...何故か涙がポロポロと流れてくる