私は先生の特別になりたい (ページ49)

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☆ ページ49

ある日の職員室

あ「失礼しまーす」

相「来たか、座れ」

あ「？はい」

相澤先生に呼ばれ職員室に来るとすぐに席に座るよう指示された

そして……

相「呼ばれた意味分かるか」

あ「いや…ナンデデショウカ…？」

心なしか相澤先生が怒っているように感じ

思わず恐怖でカタコトになる

すると目の前にプリントを置いた相澤先生

それを見た私は身体が凍りついた

相「これで分かったな」

あ「ﾋｯ…はい…ﾜｶﾘﾏｼﾀ」

プリントには全て赤文字で1桁の数字が書かれている

そう、実は先日期末テストがあったのだ

あ「あ…あれぇ…？自信あったのにな…」

相「これのどこが自信あったんだ

お前…いい加減にしろよ？」

あ「す…すみません…」

相「ﾊｧ…今回のテスト、赤点お前だけだぞ」

あ「え、嘘…」

相「嘘ついてどーする

それに今回の結果が1番ひどい

合宿の時の…やれば出来るのを知ってる以上

勉強をさぼったのが丸わかりだ」

あ「…ごめんなさい」

相「ここ最近エクトプラズムやプレゼントマイクと

放課後補習やってたのは知ってる

お前それで勉強した気になって満足してただろう」

あ「う…」

図星すぎて言葉が出ない…

相「来年も1年生したくないだろう」

あ「はい…」

相「俺や他の先生がちゃんと分からんところは教えてやるから

もう少し普段から勉強するようにしてくれ」

ポンと頭に手を乗せられ撫でられる

相「とにかく…お前はこれから1週間毎日放課後補習だ

基本俺が見るが俺が忙しい時は他の先生に頼む

補習終わって再テストでお前の進級できるかが決まるから

ちゃんと真剣に臨めよ」

あ「…分かった、がんばる」

みんなと一緒に進級したい

心から頑張ろうと決意した