私は先生の特別になりたい (ページ48)

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☆ ページ48

悪夢から解放された私は

翌日、保健室にいる高宮さんの元へ

あ「高宮さん」

高「！Aちゃん！」

高宮さんはあの時のことが無かったかのように笑顔で迎えてくれる

あ「昨日はごめんなさいっ！！」

高「いやいや！顔上げて！私の方こそごめんね…」

あ「怪我とか…」

高「ううん！どこも怪我してないし気にしなくて大丈夫だよ！

Aちゃん、顔色も良くなったしもう大丈夫そうだね」

あ「あ、はい！よく眠れたので…」

高「なら良かった！

また今日から授業がんばってね！」

あ「はい！ありがとうございます」

ふんわりと笑って手を振っている高宮さん

すると何か思い出したように私を呼び振り返ると

高「あ！Aちゃん！」

あ「はい？」

高「ﾌﾌｯ素直になっていいんだからね！がんばれ💪」

あ「？？」

なぜかガッツポーズで応援され

なんの事か分からなかったが私は一礼して保健室を後にした

あ「なんの話…？

まぁいっか、ヒーローがんばれってことだよねきっと」

それからいつも通り授業が始まり……

あ「……あれぇ……？」

緑「Aちゃん…」

瀬「A……」

私を見てみんなが哀れんだ目をしている

あ「エクトプラズム先生…タスケテ…？」

エ「ﾊｧ…仕方ガ無カッタ事トハ言エ…

タッタ1日デコンナニ差ガ付クトハ…」

麗「昨日の5限おらんかったもんね…」

八「ですが言うほど進んでおりませんわ

少し復習すれば追いつくのでは…？」

峰「オイラなら追いつけるけどなー

Aだぜー？無理に決まってるじゃんかよー」

あ「どーゆー意味だ峰田こらぁ！！」

峰「(°Д°)」

緑「ぎゃー！！Aちゃん落ち着いて！」

昨日休んだ5限の数学…

そんなに進んでないらしいのだが

その前の授業も分からなかった私にはついていけるはずなかった

結局その日の放課後

またまたエクトプラズム先生と居残り補習プラス

寮でヤオモモたちに教わり数学三昧の一日となった