私は先生の特別になりたい (ページ4)

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☆ ページ4

相澤先生のいない2日間を終え

先生は右肘の軽い擦り傷のみで無事帰還した

すぐにリカバリーガールにより治癒されたが

相澤先生の右腕は綺麗なハンカチで包まれていたという

あ「ハンカチ…」

瀬「ん？どーしたA

お前ハンカチなんて持ち歩くような人間じゃないだろ笑」

あ「瀬呂くんって私をなんだと思ってるの？」

瀬「もう少し女の子らしさを身につければな〜

ビジュアルは120点なのにもったいねーよなぁ」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

あ「ジロジロ見るな変態め！

お前は峰田か！！」

瀬「あいたっ！そーやってすぐ手が出るとこもダメだぞ〜」

私は瀬呂くんを無視して自分の席に着く

ハンカチ…ね…

何か嫌な予感がするのは何でだろう……

そしてなんだかんだで放課後になり

いつもの心操くんたちとの訓練場へ向かっていた時のことだった

？「あの……」

校門の方から声をかけられて振り向くと

そこには小柄でめちゃくちゃ可愛らしい女性が立っていた

うわぁ…めちゃくちゃ可愛い人…

あ「ﾊｯどうしました？」

？「ここは雄英高校で間違いないでしょうか？」

あ「はい、雄英で合ってますよ！」

？「良かった…

あの、こちらの先生に用があって…」

あ「あぁ！職員室に！」

誰かの知り合いかな？

そう思ったそのとき……

相「A？何やってる、心操待ってるぞ」

後ろから相澤先生がやってきて私は振り返った

あ「あ！相澤先生！…この方が…」

私が相澤先生に女性のことを話そうとしたら

その女性は私の横を通り過ぎ相澤先生の元へ走っていった

あ「え…」

？「イレイザーヘッドさんですよね…！」

相「！貴方は…」

？「はい、昨日助けていただいた高宮と申します。

あの…どうしてもお礼がしたかったのと怪我が気になって…」

相「お礼なんていりませんよ

それに怪我もただの擦り傷なんでもう治りました」

高「それは良かったです！

いいえ、きちんとお礼させて下さい。

お願いします。」

相澤先生の手を握りお願いする高宮さん

私は思わず目を逸らした

相澤先生は面倒くさそうに頭をかくと

相「お礼なら今貴方がここに来てこうやって挨拶しにきたそれで

じゅうぶんです。

お礼をしてもらうために貴方を助けたんじゃありませんから」