私は先生の特別になりたい (ページ26)

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☆ ページ26

あ「あ……」

相「…？」

切「なんか…Aの様子おかしくねぇか？」

蛙「えぇ…」

お父さん…お母さん…

物間のコピーで目の前には私と同じ個性が現れている

それを見て私はオールフォーワンが目の前にいるように見えた

やめて…

その個性を使わないで…

悪いことに使わないで…

返して……

ﾎﾞｫｫ…ｺﾞｫｫｫ

物「！？」

オ「！まずいぞ相澤くん…！Aが…」

相「えぇ！ブラド！止めるぞ！！」

教師陣は一斉に会場へ走り出す

周りは真っ暗で目の前にオールフォーワン

今の私にはそれしか見えていなかった

オールフォーワンの後ろにはお父さんとお母さんが

苦しそうな顔で立っている

あ「…して……返して！！！

個性を返せっ！！！！」

ﾄﾞｶｧｧｧｧﾝ！！！！

両手を振り下ろすと頭上の空が真っ暗になり

物間の元に雷が落ちる

物間はギリギリでそれを避け逃げるが

私は大きな今までのと比にならないレベルの竜巻を起こす

緑「なんだこれ…！Aちゃん！？」

麗「！！？なに…」

周りにいたお茶子ちゃんたちも巻き込まれそうになり

相澤先生たちがすかさず助けて距離をとる

先生たちでさえ

竜巻が大きく視界が悪いため全く近づけなかった

上「…っおいおい止めなきゃまずいだろこれ…」

轟「先生たちも近づけねぇんだ

止めようがねぇ…」

ミ「このままだとまずいわね…」

爆「っにやってんだあのクソ女ァ！！」

緑「止めなきゃ…どうにかして…」

心「…！？A！？」

あ「お母さんっ！！お父さんっ！！」

必死に手を伸ばすが全然届かない

オールフォーワンの笑い声がこだまする

あ「うわぁぁぁぁぁ！！！！」

がむしゃらに個性を爆発させ攻撃をしかける

もう私には誰の声も届いていなかった

相「A！！」

相澤先生の声さえも…